ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
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「ミス・サイゴン」名古屋公演 観劇感想
今日はミス・サイゴン名古屋公演のソワレを観に行ってきました。
結構日にちが迫ってから取ったチケットだったけど、1階15列というまあまあ良い席でした。

先日、大阪での上原理生くんのファンイベントで上原くんが「ミス・サイゴン」について深く語ってくれたおかげで、作品のことをだいぶ理解できて楽しむことができました(*^-^*)

役替わりは下の写真の通りです。


また役替わりのメインキャストそれぞれの感想を書いてみたいと思います。
帝劇で観た時の感想はコチラ
エンジニア役のダイヤモンド・ユカイさん(お名前の記号が出ません・汗)。
う〜ん、かなり苦戦されている様子。とても頑張ってらっしゃるんですけど、ちょっと空回りしてる印象。
無難にまとまってはいたものの、ユカイさんがエンジニアをどういう人物として伝えたいのかが残念ながら伝わって来なくて、他の誰でもないユカイさんのエンジニアがまだ出来上がっていないのかなと感じました。
ユカイさんが初めてのミュージカル出演でエンジニアという難役に挑戦されているのはすごいことだと思います。
ぜひとも次回の再演でもエンジニア役でユカイさんのエンジニアを作り上げてリベンジしていただきたいです!

キム役の笹本玲奈さん。
ひたすら純粋にクリスを愛し、息子タムのために必死に生きるまっすぐなキムでした。その愛ゆえに最終的に死を選ぶキムの健気さとやるせなさに涙が止まらなくなります。

クリス役の小野田龍之介くん。
玲奈さんのキムとも息がピッタリでした。
キムのことも本気で愛していたし、妻のエレンのことも心から愛していて、キムが生きていることを聞かされた時に混乱し、キムとエレンとの間で揺れ動き、それでも何とか誠実に向き合おうとするクリス。
日本ではクリスという役はヘタレと受け止められがちですが、戦争による精神的な後遺症に苦しみ、それを無償の愛で支えてくれたエレンへの気持ち、ベトナムでの苦しい日々の中で癒しとなってくれたキムへの気持ちで揺れるクリスの苦しみもしっかり伝わってきて、結果として最悪の結末になってしまったけど、クリスにとってはどちらも大切な存在だからこその苦渋の選択だったんだろうなと感じました。

トゥイ役の藤岡正明くん。
キムをひたすら愛し追い求め、拒否された時の悲しみがすごく強く伝わってきました。
タムを見せられた時も、キムを思うがゆえに「混血の子がいる限り、キムは差別を受け続ける」という思いと「この子がいなければキムは自分のところに来てくれるかもしれない」という思い、でも本当は子どもを殺すようなことはしたくない・・・複雑な気持ちが伝わってきて、今までこの場面でなくことはなかったんですけど、今回は泣いてしまいました。
戦争がなければ、キムもトゥイと結婚して普通に幸せに暮らしてたかもしれないと思うと切ないですね。

あと一回、大千秋楽を観に行きます。
市村さん最後のエンジニアとなるのか、また再演時に戻ってらっしゃるのか?!気になるところですが、楽しんで来ようと思います(*⌒―⌒*)
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