音楽朗読劇「黑世界~日和の章~」YouTube配信視聴 感想

観劇感想

昨年、観たいと思いながらも観に行けなかった「黑世界」を配信していただけるということで昨日「日和の章」を観ました。
『TRUNP』シリーズ作品の1つらしいですが、私にとってはこれが初めて見る作品。
全く何も知らないまっさらな状態で観ましたが、話が分からないとかそういうこともなく単体の作品として十分に楽しむことができました。

前日に配信があった「雨下の章」は、私、配信日を勘違いしていて観そびれてしまいました(;^_^A
両方とも観たかったのに残念。またそのうちにDVDを買って観るのもいいかな。

さてこの『黑世界』、独特のダークな世界観がクセになりそう。
また、場ごとに脚本家が違うので、それぞれに雰囲気が全く違って展開が読めず、それでいて根柢の部分はちゃんとつながっていて、涙あり笑いありで面白かった。
音楽も素敵♪
今回観たのは「日和の章」だけですが、朗読劇なのに役者さんたちの熱量がすごくて演技に圧倒されました。多少のツッコミどころも力づくでねじ伏せるくらいの(笑)

ヒロイン・リリー役の鞘師里保さんの身体能力と表現力には感心しました。
歌声もかわいくてきれいだし。
リリーの孤独感や悲しみをにじませたまなざしが何とも言えず素晴らしかったです。

リリーの幻覚でありストーリーテラーでもある(あ、役名をど忘れしちゃった、すいません💦)役どころの新良エツ子さんは歌声が本当にきれい♪
ともすると重くなりがちなストーリーの中で場の空気を和ませたり、コミカルな場面ではツッコミ役だったりする重要な役を見事にこなしていたと思います。

朴璐美さんは、ラッカという5歳の女の子を130歳まで演じ、他には神父の妹を殺した男の役も演じていてさすが声優さんだなと。成長してもリリーを追い続けるラッカが愛おしくも切ない・・・

MIOさん&YAEさんは、リリーの罪を責め立てる幻覚として出てくるときはすごく不気味な感じが良いですねぇ。
MIOさんは人間のバカップル(?)彼女役がすんごいキュート♡(←役名が頭の中でごちゃごちゃになって分からなくなったので諦めました💦)
YAEさんの恋人と駆け落ちした吸血種の身分が高いお嬢様役は、上品な身のこなしで育ちの良さを醸しつつ、恐ろしいほどの執着心をのぞかせる不気味さがなんとも良い感じ。

上原理生さんは、この作品で魅力全開だったのではと(笑)
ラッカの遠い親戚でラッカの家で暮らしているノクを7歳から大人まで演じていて、他にはバカップル(?)の片割れベルナールという若者役も。
上原くんの面白さ、バカップルの場面では歌唱力の無駄遣い(?笑)、最後はかっこよく切なく歌い上げる場面もあり、ファンとしてはうれしい限りです。
ノクの子供時代もかわいかった♪

殺し屋、妹を吸血種に殺された神父、リリーを捕獲しようとする男ガヴィの3役を演じた三好大貴さん。狂気をはらんだような役を熱く演じておりパワフルで迫力満点!
ガヴィのラップもかっこよかった(*^^*)

ラッカの父親、吸血種をかくまう神父に不信感を抱く村人、身分違いの恋人と駆け落ちした少年の3役を演じた中山義紘さん。
ラッカの父親役ではとても人の良い優しいお父さんという感じ。
舞台上ではどちらかというと小柄な中山さんと見た目がデカい5歳と7歳の子どもという絵面がシュール(笑)でも、家族の雰囲気がちゃんと出ていて素敵でした。
駆け落ちした少年役では、自分が無理やり駆け落ちさせてしまったと思い込み罪の意識に苛まれ這いつくばって恋人に謝り続ける姿が切なかった・・・

コロナ禍での上演のため、作品の世界観を壊すことなく演者たちがソーシャルディスタンスをとれるよう工夫された演出は素晴らしいですね。
バカップル(←言い方やめなさい)の場面の『ディスタンスキッス』には笑いましたが(笑)
それにしてもこの独特の世界観、クセになる~。他のシリーズ作品も観たくなりました。

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