「レ・ミゼラブル」名古屋公演 4回目観劇感想

レミゼ名古屋公演4回目観に行ってきました。
私にとっては今年最後のレミゼです。
3回目に観た時は端っこ過ぎて、舞台が見切れてしまう部分もあり残念でしたが、今日はまあまあ観やすい席でした。
大千秋楽まであと3日となり、ますます熱が入るキャストの皆さん。今日も素晴らしかったです!
特に全員で歌う「民衆の歌」は鳥肌ものでした。
そして、観るたびに新しい発見があるのも楽しみの一つです。
さて、今日のキャストはこんな感じでした。

また覚えている範囲でキャストの方々の感想を書いてみますね。


ジャン・バルジャン役の吉原光夫さん。
2年前の印象があったので、先日観た時は「あれ、今日はちょっとおとなしめだな」という印象でしたが、今日は司教様に会う前のバルジャンの荒れ具合も激しく(?)熱の入った演技を見せてくれました(*^-^*)
歌はきれいに歌い上げ、歌詞も聞き取りやすく、その内容とバルジャンの気持ちがスッと心に入ってきます。
そして吉原バルジャンは、年をとっても元気が良くて丈夫な老人といった感じで、最後の場面でも本当は弱った振りをしているだけじゃないかと思っちゃうくらい(笑)
でも、原作でもコゼットがマリウスと結婚してバルジャンの手元を離れるまでは、何度も危険な目に合いながら不死身かと思うほどピンピンしてるけど、コゼットという生きがいを失ったとたんに生きる気力を失い、急激に弱っていきますからね。これで間違ってはいないと思います。
バリケードでの「彼を帰して」は、静かに神に祈るような歌い方。ちなみにジュンモさんのバルジャンはこの場面は神に必死に訴えかけるような歌い方でした。
福井さんのバルジャンも最後にもう一回観たかった・・・帝劇では観ましたが、名古屋では予定が合わず残念(>_<) 3か月くらい経っちゃってるから、細かい部分の印象とか思い出せないです(^_^;) ジャベール役の岸祐二さん。 前半キャストの大千秋楽の時からさらに熱の入った演技で、自分の正義を貫こうとするジャベールの情熱が伝わってきてバルジャンとの対決の場面も迫力がありました。 「自殺」の場面も怒り、悲しみ、恐怖の感情が一気に押し寄せて混乱して狼狽しているような感じ。 人ってどうしようもないほどの恐怖を感じた時、心とは裏腹に笑い出すことがあるんですが、ジャベールがこの歌の途中で笑い声をあげるのはこの恐怖からくる笑いかなと解釈しています。もしくは弱い自分に気づいて呆れて笑っているとも受け取れますね。 ファンテーヌ役の知念里奈さん。 小さなコゼットに対する母性が強く感じられる役作りは変わらないのですが、今日の「夢やぶれて」では理不尽な扱いを受けて「どうしてこんな目に合わなきゃいけないの!」という怒りと悲しみが強く伝わってきました。 二宮さんのファンテーヌは、かつての恋人がまだ心に残っていてその影を追い続けている印象がありましたが、知念さんのファンテーヌは恋人はもう過去の人になっている印象。 エポニーヌ役の松原凜子さん。 なかなか振り向いてくれないマリウスを見つめる表情がとても切ないです。 歌は声の伸びもよく、「On My Own」ではみじめな人生に対するエポニーヌの怒りと悲しみが伝わってきて、自然と涙が出てしまいました。 マリウス役の海宝直人さん。 フランス革命以前は貴族だった家柄の出身であるマリウス。父親について真実を教えてくれなかった祖父に反発して家を飛出して、貧乏学生となった経緯があります。 海宝マリウスには、貴族だったことを誇りにしている祖父に育てられて身に着いたであろう、優雅な身のこなしと品格が感じられます。それゆえ、コゼットと恋に落ちた時の不器用な感じとのギャップがたまりません♡ エポニーヌのことは友達以上の思いがないことがはっきり伝わってきます。 コゼット役の生田絵梨花さん。 恋する乙女な表情をみせる生田コゼットが本当にかわいらしい。 そして傷ついたマリウスを励ます場面では、マリウスを大きく包み込む母性も感じられます。 ミュージカルが好き、レミゼが好きというだけあって、しっかり勉強して役作りして、大切に演じているのが伝わってきますね。 テナルディエ役の駒田一さん。 ずる賢く、いつも何か企んでいそうな感じがするテナルディエです。 ちょっとやそっとではめげない逞しさがあります。 マダム・テナルディエ役の鈴木ほのかさんともいいコンビでした(*^_^*) マダム・テナルディエ役の鈴木ほのかさん。 いろんな人をバシバシ叩きまくって大声でしゃべってるパワフルな大阪のおばちゃんみたいなイメージ。 しかも亭主以上にしたたかで完全に亭主を尻の下に敷いてる。 私が観た中では最強なマダム・テナルディエかも(笑) 結婚式の場面でウェディングケーキをつまみ食いした時の、今日のアドリブは「どえりゃぁ、うまいがや!」でした。 アンジョルラス役の相葉裕樹さん。 背筋がスッと伸びていて立ち姿が美しく堂々としたたたずまい。強い意志を表す瞳。 上原アンジョとはまた違ったタイプの情熱を感じさせるアンジョルラスでした。 上原アンジョは自ら立ち上がりそれに賛同した仲間がしてついていくイメージでしたが、相葉アンジョは同じ考えを持つ仲間の中から選ばれてリーダーとなり、その責任を果たすために情熱を注いでいるイメージです。 歌も全く問題なく、歌詞も聞き取りやすかったですし、説得力もある歌声だったと思います。 アンサンブルの皆さんも熱い演技を見せてくれて、圧倒されるくらいパワーを感じましたし、もう今年のレミゼは終わっちゃうんだなぁって思うとちょっと寂しいです。 しばらくレミゼロスに陥りそうです・・・(^_^;)

コメント