宝塚月組『スカーレット ピンパーネル』

安蘭けいさんのサヨナラ公演を観に行って以来、約1年半ぶりに宝塚まで行ってきました!
あの時はもう宝塚に来ることはないんじゃないかと思ったけどね(笑)
やっぱり私はムラが好きだわ。あの雰囲気。駅の改札を出た瞬間から「さぁ、観るぞ」って気分が盛り上がるし、観劇後も余韻に浸れる空間があって。
のんびりした空気も好きだし、いつかあの辺りをゆっくり散策してみたいわ♪
さて、今回は霧矢大夢さんと蒼乃夕妃さんのトップお披露目公演であり、初舞台生のお披露目でもある『スカーレット ピンパーネル』です。
スカピンは星組での初演も観ました。
私の中ではゴールデンコンビだった安蘭けいさんと遠野あすかさんを中心とした星組で上演された作品がとても良かったのと作品自体も気に入っていたので、今度の月組ではどうなるのかなって興味があったんです。
正直いうと星組で観たときがとてもすばらしかったので、新生月組はどうなんだろう?って思ったんですけど、たまたま観に行く予定がなかった今年の月組の中日劇場公演を観に行く機会があって「あ、これならスカピンも大丈夫じゃないの?」って感じてチケットを取ったんですよね。
いや、その・・・本当に1年近くヅカ離れしてたもんで・・・でも、大空祐飛さんファンのカウンセラー仲間とに引き戻されちゃった(笑)
観た感想は・・・初演に引けをとらない、とてもいい出来だったと思います。
組子の皆さんそれぞれが新生月組を盛り立てようとがんばっていて、劇中の民衆の大合唱もすごい迫力がありました。
初演の星組では柚木礼音さんが演じたショーヴランと和涼華さんが演じたアルマンを今回の月組では龍真咲さんと明日海りおさんがそれぞれ役代わりで演じています。
今日は明日海りおさんがショーヴラン、龍真咲さんがアルマンでした。
表の顔は遊び人風イギリス貴族、裏の顔はフランス革命後のパリで無実の罪で処刑されかけているフランス貴族を救うスカーレットピンパーネルのリーダーというパーシーを演じる霧矢大夢さん。
飄々とした遊び人の姿と罪のない人々を救うため奔走するスパイ、そして愛する妻と気持ちがすれ違ってしまって思い悩む夫、それぞれ丁寧に演じていたと思います。安蘭さんが演じたパーシーとそれほど大きなイメージの差は感じられませんでした。そして歌も安定していてすばらしかったです!
アドリブもなかなかのもんですね。
パーシーが変装しているグラパンは今回は杖をつき、腰の曲がったヨボヨボのおじいちゃんになってました(笑)
星組でのグラパンは杖は使ってなかったような・・・
フランスの女優でパーシーの妻マルグリットを演じる蒼乃夕妃さん。
とてもきれいで大人っぽく、それでいてかわいらしい部分も垣間見えて素敵でした。
夫とのすれ違いで募る寂しさ、悲しみもよく伝わってきて切なかったです。
歌はあすかちゃんほどの重厚感はありませんが、歌詞も聞き取りやすいし、とても美しいソプラノを聞かせてくれます。
フランス革命時のシトワイアンでフランスの公安委員となったショーヴランを演じる明日海りおさん。
柚木さんが演じたショーヴランほどひねくれた悲壮感はなく、明日海さんのショーヴランはひたすら自分のやってることは正しいと信じて突き進んで来て、途中から疑問を感じ始めたけど後に引けないといった雰囲気でした。
マルグリットから「一度も愛したことはない」と言い放たれたときも狂気は感じられず、傷ついた心を隠してプライドを保とうとした感じでしたし。
初演のちょっと狂気すら感じられたひねくれショーヴランと完全に正気のショーヴランどっちもありですね。
それぞれ解釈の仕方が違って面白かったです。
龍真咲さんのショーヴランも観てみたかった!
他にもいろいろ書きたいんですけど時間がないのでこれくらいで。
あ、今回は初舞台生のラインダンスもありました。
あの衣装、写真で見たときはそんな感じなかったけど、実際に見たらなんか妙にエロいんですけど(笑)
それでいて初舞台生の皆さんの必死の笑顔、緊張感が伝わってきます。
でも・・・なんだろう、途中からニューハーフショーのラインダンスを見ているような気分になっちゃったの。男役とか娘役とかまだ定まってないかわいらしい初舞台生のはずなのに。ん~・・・なぜだ?

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