対人恐怖症だった私

以前にもこのブログに書きましたが、私はつい1年前くらい前まで、ずっと対人恐怖を抱えて生きてきたんですよ。
でもこのことはうちの親も知りません。
それを仲間や講師の方に話したとき「それでよく接客業をやってこれたね!きつかったでしょう?」って言われたんですよね。
今までそんなこと言ってもらったことなかったので、どう反応していいのか分からなくて困ってしまいましたけど、分かってもらえたような気がしてちょっとうれしかったのを覚えています。
接客業は当時の私にとっては確かにきつかったです。
人からどう思われてるかいつも気になって怖くて、調子が悪いと人と目が合うのも嫌でしたから。
それを抑え込んで感じないようにして一生懸命笑顔を作ってがんばってきたんですが、やっぱり自分に嘘をついて生きていくには限界があって、2年くらいで疲れ果てて仕事を辞めてしばらく休み、そしてまた別の仕事を探す・・・というのを繰り返してました。
最初はあまり人と顔を合わせる必要のない和裁士の仕事をしていたのですが、契約していた呉服店が相次いでつぶれ、不況のあおりで新しい契約先も見つからず、今度は自分を鍛える意味もこめて接客業に就いたんですけど、上記のような有様でした。
もちろん接客業にも楽しいと思える部分はたくさんありましたけどね。
そんな自分が嫌になり、なんとかこの悪循環から抜け出したい。どうしたらいいだろう?って考えてた頃、当時私のHPに設置していたチャットに十代の女の子が来るようになったんです。
その子はリストカットを繰り返していて、毎回来るたびに「手首切っちゃった」と書いて来てました。でもどうしていいか分からず、その子とチャットで話すだけで精一杯で何もできませんでした。
その時の無力感から「カウンセラーになりたい」と思うようになったのです。それにカウンセリングの勉強をすることで、もしかしたら自分自身も変われるんじゃないかと思って。
それからいろいろ資料を集めたり、カウンセリング関連の本を読んだり、体験講座に行ったりして、最初候補に選んだのは現在日本では一般的な来談者中心療法の講座でした。
でも話をひたすら聞くだけでは何も解決しないのを身をもって感じていたし、専門家の方も「問題解決するものではない」と断言していたので「何か他にちゃんと問題解決できる療法はないだろうか?」と探していた時に見つけたのが、再決断療法を専門に扱う今のカウンセラー養成学校でした。
何も知らない人間がいきなり再決断療法から入るというのは、今の日本ではかなり異色なんだそうです。一緒に学んでいる仲間たちも含め、私たちはカウンセリング業界では異端児らしいですよ(笑)
話がそれましたが、例え異端児と呼ばれようと私はこの再決断療法に出会ったおかげで、人の目を気にしすぎる感覚もなくなったし、死にたい感覚もなくなったし、何よりすごく前向きに物事を考えられるようになったし、いろいろ自分の中の問題解決をしていくうちに、だんだん対人恐怖もなくなったので、この療法をもっと使いこなせるようになって他の人にももっと心が楽に生きられるようになってもらいたいと思います。
自分で自分の存在価値を認め受け入れると、不思議なことに心の中のにいる小さな子供の私も素直に言うことを聞いてくれるんですよね。
「ああしちゃだめ!こうしちゃだめ!」「こんなこともできないなんてダメだな」「生きてる価値ないよ」「あんなことしちゃってバカだなぁ」なんて言われ続けたら、誰だって自分の価値を見失い、萎縮し、死にたくなったり、中にはひねくれた考え方しかできなくなる人も出てくるでしょう。
こういうことを自分で自分に対して言ってませんか?よく考えてみてください。これって苦しくないですか?しんどいですよね?
こうしてどんどん自分を追い詰めた結果、場合によってはうつ病になってしまったりするのです。
ちゃんとできなくても、周りからなんと言われようとも、あなたの存在の重要さは変わらない。
みんなそれぞれが大事な存在です。生きる価値がない人なんていない。
実は先日買った「ゆるしのメッセージ」という本に著者からサインをもらったんです。そこに書かれた言葉は「まずは自分にやさしく」。
人は自分自身の価値を認めやさしくできなければ、本当の意味で他人にやさしくすることは難しいのかなって思います・・・

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