花組「あさきゆめみしⅡ」

今日、昼の部を観てきました。
行きも帰りも電車の中がすごい寒くて凍えそうだったよ。なんで車内をあんなに冷やすんだよぉ~!風邪引くじゃんかよぉ~!
さてさて感想はですねぇ・・・
なんだかすごく展開が早くて暗転が多くて、ついていけなかった・・・
内容は源氏物語のダイジェスト版って感じ。
なんだか中途半端に話が途切れて次へ進んでいくので、これは芝居だと思ってみると、かなり厳しいものがあるかも。
いわば、ゆうくんの「刻の霊(ときのすだま)」による丁寧な説明係付きの源氏物語ショーというべきでしょうか。
芝居のセリフがほとんど歌なので、足りない部分を全部刻の霊に説明させてます。あれじゃ、刻の霊は狂言回しを通り越して、ただのナレーターだよたらーっ
白塗りに洋装のフィナーレは洋物のお化粧に近づけているせいか、それほど違和感はなかったです。
でもなんだかとってもレトロな感じ。戦前の宝塚の舞台がこんな感じだったんじゃないかと思うような(笑)
それにロングヘアで白塗りの男役の黒燕尾の群舞がなんだか不思議。
最後に一人だけスパンコールいっぱいのキラキラ燕尾で出てきた寿美礼さんを観て、今から歌謡ショーでも始まっちゃうのかと思ってしまったのは私だけ?だって曲もそんな感じだったもん(笑)
あ、そうそう、1幕の後半で刻の霊とその仲間たちが客席から出てくる場面でオサさんのサイン入りのチラシを渡してたみたいで、近くにも来てたのですが、残念ながら手の届く範囲ではなかったのでもらえませんでした。
私は13列の下手端だったんですが、刻の霊の仲間の中で近くに来てた子が誰かはっきりわからなかった(^^; 
笑顔がとてもかわかったです。娘役さんだったかしら?
今日は初見だからか、構成が悪いせいなのか分からないけど、芝居の世界に入り込めなかったのですよ。なんか置いてきぼりくっちゃったみたいで。
細かい感想が書けないのですが・・・一応いつものように主要人物を一人一人書いていってみます。
春野寿美礼さんの光源氏は、どの場面でも憂いを含んだ表情で、それがまた色っぽく美しく、また時にふっと消えてしまいそうな儚げな雰囲気もあったように思います。柏木の裏切りに対する嫉妬と怒りの場面は、どんどん嫉妬心が膨らんでいくような感じが伝わってきます。
歌声がさらに艶が増し、本当に聞いていて心地いいです。もう、この歌声を生で聴けただけでも十分幸せです♪
全体的にお芝居は余計な力が入らず、組子の皆さんを信じて、のびのびと演じてらっしゃるように感じました。
藤壺と紫の上2役の桜乃彩音さんは、歌が格段にうまくなってました!今回歌が多いんですけど、きれいな高音を聴かせてくれますよ。
まだ若い紫の上の時はかわいらしく、藤壺と大人になってからの紫の上はすごく色気もあったし、源氏への思いで苦悩する姿も涙を誘います。
刻の霊の真飛聖さんも歌がよくなってます。とても色気があって美しいんだけど、演出がいまいちなせいで刻の霊の格が下がっちゃったような感じがしてちょっとお気の毒。
あと、今回の刻の霊の衣装はなんか面白かった。パンツの裾前部分に折りひだがつけてあってそこから赤や白がチラリチラリ。
頭の中将の壮一帆さんは出番はそれほど多くないんだけど、存在感バツグン。なんでも卒なくこなす有能さとプレイボーイの軽さがうまく出てました。
フィナーレの赤い衣装で出てきた時にすごい色っぽくて格好よくて、思わず惚れそうになってしまったよ。あの面白いデザインの衣装を着こなせるのは壮さんだけ!?(笑)
源氏の腹違いの兄・朱雀帝の高翔みず希さんは、人の良さがにじみ出るような優しい雰囲気の帝でした。逢瀬を重ねる源氏と朧月夜を許す大きな包容力を感じました。
朧月夜の鈴懸三由岐さんは、聡明さと色気、大胆さを兼ね備えたお芝居がとてもいいのですが歌がちょっと厳しいですね。
としこさんのお芝居もダンスもすごく好きなんですけど・・・歌わせちゃったのね~、みたいなたらーっ
明石の上の絵莉千晶さんは、すごくしっとりと落ち着いた色気のある姫でした。そして憂いに満ちた表情で源氏を思う気持ちを表現しているようです。
六条の御息所の京三紗さんは、抑え切れなくなった思いから生霊となった女の悲しさがすごく伝わってきて、少ない出番ではありますが強く印象に残っています。
今回はこんなところでしょうか・・・
来週も観に行くので、また書きますね♪

コメント

  1. 名も無き軍師 より:

     初めまして。いつも楽しく拝見させて頂いてます。今回、私も「あさき~Ⅱ」を観劇しまして、改めて『京三紗』さんの演技力に圧倒されました。芝居が締まりますよね・・・もっと出演される事を願って止みません。

  2. どな より:

    名も無き軍師さん、はじめまして。
    コメントありがとうございます!
    京三紗さんの六条御息所は、私の中でちょっとイメージが違ったので、どうなるのかと思っていましたが、さすがはベテランの方ですね。
    特に今回の舞台では下手すると六条御息所はいてもいなくても変わらないような感じになってしまいますから、京さんの迫力と怒りだけではない繊細な表現力と存在感に感服しました。
    こういった専科の方々がいらっしゃるからこそ、お芝居もより深みを増して見ごたえのある作品が出来上がるのだと思います。
    本当に貴重な人材ですよね。