花組『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴-』2回目

「明智小五郎の事件簿/TAXEDO JAZZ」2回目観劇してきました。
ジェンヌさんが6人くらい観劇してたようですが、お顔バッチリ見えたにもかかわらず誰が誰だかさっぱり分からなかった。
いかんなぁ~、最近下級生の人たちとかぜんぜん分からん(^^;
それから芸術鑑賞会で高校生がワラワラとたくさん観に来ておりました。
まずは明智小五郎の事件簿から。
全体的にお芝居が深くなって分かりやすくなってましたが、やっぱり脚本が壊れてるのでなんとも評価し難い。
探偵物のストーリーに反戦、人間の愚かさと温かさ、恋愛などいろいろ盛り込みすぎて逆に訳分からない状態になってる感じがします。
前半はいいのになぁ・・・後半からどんどんストーリー自体が面白みを失っていく。特にご贔屓もいなくて純粋にお芝居を楽しみに来た人は途中から退屈しちゃうんじゃないかな(^^;
黒蜥蜴を完全に少女にしてしまう事自体ストーリー的に無理がある。少女のような無邪気さを見せる大人の黒蜥蜴なら分かるけど。
それでも最後は春野寿美礼さんの熱演に涙します。
舞台装置のエレベーターはなかなか凝っていて面白い。なかなかすごいと思うよ。でも車は何度見ても笑える。なんかちょっと昔やってた「欽ちゃんの仮装大賞」を見てる気分になるよ(笑)
今日のオサ明智は黒蜥蜴ちゃんに対して最初からやさし~く諭すような口調で、私が黒蜥蜴だったらとろけちゃいそう(笑)
さらには前半の波越警部との会話もこの間は憂鬱そうというか考え事をしてるような感じで受け答えしてましたが、今日はなんだかとっても楽しそうでした。
車で黒蜥蜴を追跡する場面では、声は聞えなかったけど波越警部となんだか楽しそうにおしゃべり。そして変装で使った手袋で波越の汗を拭き、波越も「ほら、君も汗!」とかいう感じで明智の顔拭いてました(笑)
歌はどの曲も憂いを含んだ歌声と気迫に圧倒されました。
あやね黒蜥蜴はこの間より凄みが増し、少女のような部分とのギャップが大きくなり良かったです。
それに色気と憎めないかわいさも加わり、魅力的な黒蜥蜴になってきましたよ。
まとぶん雨宮はなかなかセクシーなマゾ男になってました(笑)黒蜥蜴に弄ばれて喜びを感じるマゾ男なんだけど、まとぶんは全く変なイメージを起こさせないところがすごい。
後、前は黒蜥蜴によって葉子と共に牢に閉じ込められた場面での間の取り方と表情で本当に悩んだ末、葉子との結婚を決めたというのが伝わってきて納得できました。前は前回見たときはあまりそれが感じられなかったので「単純だなぁ」って思っちゃったの。
壮くん波越は今日もさわやか、明智との親友度もアップしてました。二人とも楽しそうです。誠実でやさしい波越みたいな人が私も欲しいぞ(笑)
すみかちゃんの早苗or葉子は前半の早苗として出ている時(これも葉子なんだけど。ん~、ややこしい)と葉子として出ている時の違いがはっきりして分かりやすくなってました。新人公演で黒蜥蜴をやったせいか、前よりちょっと色気が出てきましたね。
すみかちゃんの芸風は劇団四季を観た時に出てた女優さん(誰だったっけ?忘れた・・・汗)に似てる気がする。
一花ちゃん小林少年は相変わらずかわいい!本当に賢い男の子にしか見えない。イメージ的には名探偵コナン!?(笑)
他の少年探偵団のメンバーもすごいやんちゃぶりが伝わってきて、皆かわいい。貧しいながら一生懸命と生きてるみたいな感じがいいですね。出てきただけで場がパッと明るくなります。
波越警部の部下 さお太さんの天城刑事とみつるくんの丘刑事は役に立ちそうにない情けない二人組という感じで、いつも二人で何かしら小芝居をしていて面白いです。
はっちさんの岩瀬(早苗の父で宝石商)は、娘がかわいくて仕方がない心配で仕方がないんだけど、結局何も出来なくて落ち込むのをコミカルに、またある時は少し悲しげに演じてます。
みとさんのお重(岩瀬家の使用人)も早苗お嬢様を心配してアタフタする姿をコミカルに演じています。
ベテランお二人の包容力と巧みな演技力によってお芝居が引き締まります。やはりなくてはならない存在ですね。
脚本は好きじゃないけど、大人数のコーラスも迫力がありましたし花組のパワーに拍手拍手

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