22日ファントム観劇報告

カウンセリングのロールプレイ(実践練習)の後はいろんな気づきが連鎖のように起こってが頭の中がいっぱいになってしまうので、昨日は観劇感想どころではなかったのですが、一夜明けて落ち着いたら『ファントム』のことも結構いろいろ思い出しました。
でもやはり昨日書いたとおりパリ・オペラ座の世界に気持ちが入っていかなかったので、淡々とした報告になるかも。
午前中のロールプレイが少し時間延長したけど、VISA貸切の開演時間には十分間に合いました。
出演者の皆さんの心が一つになり、以前にも増してパワーアップしていたように思います。全員のコーラスはすごく迫力がありましたよ。
一番最初に観た時は正直「ちょっと大丈夫かな?」っていう思いもありましたが、花組ファントム確実に進歩してます。


昨日の寿美礼エリックは、1幕ではキャリエールに対して反抗期の少年のような少し攻撃的な台詞回しだったような気がします。悲しみを押さえ込んだような笑顔がなんかグッと来ます。
それに対して『カルメン』のリハーサルがエリックのいたずらでぶち壊しになる場面は無邪気に「どいて、どいて~!」と走り回り、団員たちを右往左往させて、してやったりな顔で捌けていく姿がなんともかわいいです♪
『タイターニア』の場面では、オケボックスで実際に指揮をしている寿美礼エリック。今回初めてそれをじっくり観ました。舞台にも客席にも分かるようにということなのか、ウワサどおりかなり大げさに指揮棒を振ってましたね。最初の方で「あれ?この場面ってこんなテンポ早かったっけ?」とか思っちゃいましたが、前回観たときの記憶が定かではないので。。。
2幕クリスティーヌを連れ去ったエリックの元へキャリエールが来て「クリスティーヌを返すんだ」と諭しに来る場面。キャリエールのセリフが終わらないうちに「いやだ!」と叫び、それに続くセリフはカルロッタの対する怒りから来る狂気すら感じました。その後のカルロッタに復讐しに行く場面は以前よりパワーアップしてて二人のやり取りは怖いくらいですね。
クリスティーヌに「あなたのお顔を見せて」とお願いされる場面では「今のこの幸せな瞬間を失いたくない。でももしかしたらクリスティーヌなら僕の全てを受け入れてくれるかもしれない」という心の揺れを見事に表現。
クリスティーヌに逃げられてしまった後の絶叫は「愛しいクリスティーヌを怖がらせてしまった」という悲しみと自分に対する苛立ちみたいなものも伝わってきました。
でもクリスティーヌを失いたくない、地上の汚れた世界から彼女を守りたい一心で危険を承知で地上に出てくる。エリックは本当にクリスティーヌを守りたい、それだけなんだなって思いました。エリックの純粋さが結果的に悲劇につながってしまう。すごく切ないですね・・・
彩音クリスティーヌは本当にかわいらしいです。演技はうまい方じゃないかな?細かい心の動きなどもきちんと表現出来てますし。
歌もすごくがんばってますね。気持ちもこもっていて随分よくなって来てます。でもやっぱりフィナーレになると音が不安定になるのねたらーっ歌のジャンルによって歌い方に変化をつけられるようになるといいなぁ。
1幕でクリスティーヌがタイターニアの主役の座を射止め、喜んでシャンドン伯爵とともに街に繰り出す場面は、愛の告白をする真飛シャンドン伯爵とオペラ座で歌える喜びに浸るクリスティーヌの気持ちのすれ違いがより鮮明になってました。
エリックの顔を見て驚いて逃げ戻ったクリスティーヌが「私が顔を見せてと頼んだの!彼に謝らなければ!」と地下に戻ろうとする場面も「エリックを傷つけてしまった。なんとかしなきゃ!」という後悔と焦りがすごく伝わってきました。
最後の場面もエリックを優しく包み込むような雰囲気が出ていていい感じになってきてます。
彩吹キャリエールは前半少々攻撃的な感じになっていた寿美礼エリックに対しても落ち着いた雰囲気でしっかり受け止めていて、父親の包容力を感じさせてくれました。寿美礼さんとユミコさん、しっかり信頼関係が出来上がっているようですね。雪組へ異動してしまうのがちょっと残念な気もします。
エリックとキャリエールが語り合う場面では、本当にいとおしそうにエリックを見つめています。また、二人の歌は鳥肌が立つほど素晴らしく本当に聴き応えがありますよ。キャリエールとエリックが抱き合った瞬間に会場から大きな拍手。そのまましばらく鳴り止まず、二人も抱き合ったままでした。
警官たちの鎖に捕らわれ生け捕りにされそうになっているエリックに「父親の手で止めを刺して欲しい」と頼まれる場面では「父親としては愛する息子を殺したくはない。でも生け捕りにされてしまうよりは自分の手で安らかに眠らせた方がエリックにとっては幸せなのだ」という葛藤をしっかり見せてくれます。
真飛シャンドン伯爵は以前観た時はあまり印象に残らなかったんですけど、存在感出てきた気がします
クリスティーヌに愛の告白をする場面のクリスティーヌとの気持ちのすれ違いはコミカルだし、後半愛するクリスティーヌを連れ去られて初めは心配する気持ちが強かったのが、そのうちだんだんクリスティーヌを連れ去ったエリックに対する怒りが出てくる心の動きがうまく表現されてました。
エリックとシャンドン伯爵が対決する時は、それぞれクリスティーヌを心から愛していて命を懸けて守りたいと思ってるんですよね。
エリックが息を引き取った後、シャンドン伯爵がクリスティーヌに離れるよう声を掛けるのはおかしいという声もあるようですが、シャンドン伯爵はエリックの最後の様子を見て、エリックの行動は自分同様クリスティーヌを愛していたがゆえのものであることに気づいたんだと思うんですよ。
クリスティーヌの気持ち、エリックの気持ちを察したからこそ、エリックの遺体にすがるクリスティーヌに手を差し伸べることが出来たんだと私は解釈しています。
出雲カルロッタはますますパワーアップ!絶好調って感じですね(笑)会場からも大きな拍手が起こってました。
目立ちたがりで利己的なカルロッタという役に適度な色気とかわいらしさも感じさせ魅力的で存在感バツグン。何度観てもいいですねぇ。
その他の花組の皆さんもそれぞれ個性を発揮していて、観ていて楽しいですよ。
これ以上思い出そうとすると頭が痛くなりそうのでもうやめときます汗
実はこの記事、途中休憩しながら4時間くらいかけて書いたんです。思い出すのに時間がかかっちゃって。あ~、疲れた!
昨日がMy楽だったのですが、『ファントム』の世界に入り込めないまま終わってしまって残念・・・
でも雑念が多かった分、逆にすごい冷静に舞台を”観察”してたような気がします。ある意味カウンセラー的な見方ですねたらーっ
ちょっと心残りではありますが、花組『ファントム』は組子の皆さん一人一人が輝いていてとてもステキな作品です。私はこの話題作を3回も観ることができて幸せでした。

コメント

  1. Wing より:

    こんにちは。
    ファントム29日に観劇してきました。
    私もどなさん同様ファントムの世界には入れませんでした…でも4日にMy楽なんで入れればいいのですが…でも私はファントム世界ではなく、宝塚花組世界に入ってましたよん♪(爆)
    3回の観劇!お疲れ様でした。でもホント花組生が輝いていて素敵でしたね。

  2. どな より:

    Wingさん、お久しぶりです~♪
    コメントありがとうございます。
    ファントムの世界に入れなかったんですか?
    もしかしてオサさんに見惚れていた?(笑)
    でも、本当に花組ファントムいいですよね!
    花組、サイコ~!!(笑)