Appartement Cinema千秋楽(後半)

はぁ~、やっぱり寿美礼さんの歌声はいいなぁ・・・
時に切なく心に響き、時に心に染み入るように、時に優しく包み込まれるように、暖かい気持ちになれます。
先ほどの記事にも書いたとおり、アドリブは後半ストーリー的に重要な場面が多いせいか控えめでした。
席が遠いと余計な雑念が入ってしまってお芝居の内容に集中できない時があり、今回もB席だからちょっと入り込めないかなと思いましたが、今日は特に後半ぐっと引き込まれてしまいました。
もう、誰の何が良かったとか言えないくらい出演者の皆さん一人一人輝いていていいお芝居でした。


ゴーチェがウルフを探しに来る場面、ゴーチェはシモーヌに「青白い顔をして痩せこけた男はおりませんか?」指で1本線を描きながら「こうヒョロ~として」前半でウルフが連発していたポーズをマネして「こんな感じの」と言い、シモーヌもそのポーズをまねてから「ああ、ウルフのことかしら?」と。
ホテルの女主人シモーヌが亡くなってホテルが閉鎖されることになり、その最後のパーティーでアマンダが「私、歌うわ!」とすごい声で歌う場面、レオナードが倒れこんで一言「ぼ、僕も歌いたい!」そして周りから「歌っていいよ」と言われて歌う気満々になったが、ウルフが少し迷ってちょっと遠慮がちに歌いだす。ちなみにここは元々ウルフが最初に歌い、レオナード、オーランドと歌い継ぎ、全員でのコーラスとなる場面です。
ウルフは自分が歌うところが終わってレオナードに「次、どうぞ」というように合図を送り、レオナードも歌い終わったらオーランドに合図、そしてオーランドも自分のところが終わったら皆に合図してました(笑)
後半、結婚式の後ウルフとレオナードが語り合う場面、シモーヌがなくなった後ウルフとオーランドが語り合う場面、最後にウルフとアンナが語り合う場面はそれぞれの思いがすごく伝わってきてよかったです。
「もうこのお芝居も終わっちゃうんだ」という寂しさもあいまって、なんとなく会場もしんみりした空気が流れてました。
フィナーレの寿美礼さんと彩音ちゃんのデュエットダンスはすごくいい雰囲気で「いいコンビかもぉ~」って思っちゃいました。
そしてこの公演で退団する姿央みやびちゃんはフィナーレの時胸元にシンビジウムの花をつけていましたが、途中で取れてしまったようで寿美礼さんに手を取られてセンターに出てきた時は手に持ってました。
舞台挨拶では組長のハッチさんが「この公演で新しい2つの誕生がございました」とまず新しい娘役トップの彩音ちゃんを紹介後、「季節は移り変わっておりますが、花組の春のスミレとサクラはまだまだ華やかに咲き誇っていくことと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします」と改めて新トップコンビ寿美礼さんと彩音ちゃんを紹介。
そして次にこの作品で演出家デビューした稲葉太地さんを紹介。
最後に退団する姿央みやびちゃんを紹介し、メッセージも読み上げられました。
カーテンコールは全部で5回だったかな・・・
3回目のカーテンコールぐらいから会場の方々が立ち上がり始め、今回も「イェ~イ!」をやってました(笑)
「男性ファン、イェ~イ!」「女性ファン、イェ~イ!」「出演者、イェ~イ!」「2階の皆さん、イェ~イ!」「1階の皆さん、イェ~イ!」「スタッフ、イェ~イ!」このときにクラッカー(?)が両方の舞台端から発射されてました。最後に「花組ファン、イェ~イ!」
演出家の稲葉さんも引っ張り出されて、組長さんがセンターに来るように促してましたが、結局稲葉さんは遠慮して端っこの方でペコペコしてました(笑)
最後のカーテンコールで寿美礼さんが「最後に姿央みやびがご挨拶いたします」と言い、みやびちゃんは驚いて焦りながらも「ありがとうございました」。最後の最後に寿美礼さんが「次へ行くよぉ~!ついて来るんだよ!」と叫び、拍手喝采で幕を閉じました。
千秋楽は初めて行ったんですけど、ぜんぜん雰囲気違いますね。面白かったです♪
寿美礼さんが挨拶の中で「歌が下手でもお芝居がいまいちでも、いつも暖かい拍手を下さるファンの方々に心から感謝しております」(ちょっと違うかも知れないけど)というようなことをおっしゃってましたが、ファンの立場からすれば、最終的にはうまい下手関係ないですよね。
出演者の皆さんがそれぞれが自分の出来る限りの努力をして作り上げた舞台なら、ちょっとくらい下手でも失敗しちゃっても心に響くものがあるし、その努力に対して「がんばったね!」と拍手を送りたくなる。
後は例えば、歌があまり上手じゃなかった子が次に観に行った時に前よりうまくなってたりしたら「お、がんばってるなぁ」と思って応援したくなるものです。
そしてその努力の結晶を観ることで元気をもらい「私もまた明日からがんばるぞ!」って思うんですよね。
それに完璧じゃないからこそ面白いし、共感できる。非の打ち所のない完璧な作品だったら、多分1度観ただけで満足してそんなに何度も足を運ぼうとは思わないでしょうね(笑)

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