ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
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「ジキル&ハイド」名古屋公演千秋楽

今日は「ジキル&ハイド」を観に愛知県芸術劇場大ホールに行ってきました。

なんと愛知県芸術劇場はこの公演をもっていったん閉鎖し、改築工事が行われるそうです。知らなかった・・・

中日劇場も今日で閉館しちゃったし、芸術劇場は改築が終わるまでとはいえ名古屋は劇場がほとんどなくなっちゃうじゃないですかぁ〜!さみしいよ。+゚(゚´Д`゚)゚+。

さ、気持ちを切り替えて・・・ ジキル&ハイドは明るいストーリーではないのですが、臨床心理に関わる者としても興味深い作品です。

この作品を観たのは2回目ですが、前回とは違う捉え方ができて、また他の人もそれぞれ違う捉え方をしていて面白い作品だと思います。 ツイッターにも書いたんですが、今回私はジキル博士が自我で、ハイドは今までジキルが心の奥底の無意識下に抑圧してきた欲求や感情の大きな塊が人格として出てきたものとして観ていました。(作品の捉え方に正解はないと思いますので、あくまでも一つの見方として読んでくださいね)

真面目で紳士なジキル博士が抑圧してきたものは、人を殺したいくらい憎む気持ちや怒り、差別意識、承認欲、性的欲求、嫉妬、悲しみ、恐怖心などでしょう。

そして、ジキル博士が作った薬は人の心の『善』と『悪』を分けるという事になっていますが、彼の言う『悪』というのはおそらく彼自身が「これは悪いことだから考えたり感じたりしてはいけない」と抑圧してきたものだから、要するに善と悪を分けるという事は抑圧してきたものを無理やり全部引っ張り出してしまう事。

「こんなこと考えてはダメだ。こんな風に感じてはいけない」と本当の気持ちを抑え込んでいると、逆にその気持ちが強く感じられますから、抑圧してきたものを薬で無理やり全部引き出してしまえば、自分でコントロールできなくなり、正常な精神状態でいられないのは当然だろうなと想像できます。

薬を飲んだジキル博士の心は善と悪に分かれたのではなく、ジキル博士自身はそのままで今まで抑圧してきたの大きな塊がハイドという人格となって表出しただけだと考えたら、すごくスッキリ納得できたんです。

そんな風に観ると、普段は人の心の中で行われている葛藤をジキルとハイドという分かりやすい形で表現されているなと思います。

作品の中でハイドはジキル博士の研究の邪魔をする人たちを次々と殺していきますが、それを例に挙げれば「俺のことをバカにして研究の邪魔をしやがって!あいつらがいなければ研究がうまく行くのに」と思う自分と「そんなこと考えてはいけない」と抑え込もうとする自分との葛藤。

でも抑え込もうとすればするほど、その感情や欲求はより強力なパワーを持って出て来ようとする。それがハイドの暴走なのだと思いました。

もし、なぜ本当の気持ちや欲求を抑え込まない方がいいのか、抑え込まずにどう対処すればいいのか興味を持たれた方は、私のホームページの「こころ*コラム」を読んでみてください→https://happydays95.net/

 

では、またメインキャストの方々を中心に感想を一言ずつ書いてみようと思います。

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宝塚星組『うたかたの恋/Bouquet de Takarazuka』中日劇場公演感想

毎年2月頃に中日劇場で行われていたタカラヅカの定期公演が、中日劇場の閉鎖に伴い今年が最後になるということで、星組公演を観に行ってきました。

なんですが、私、開演時間が12時だったのに13時と勘違いしていて、30分ほど遅刻しちゃいました。

私のおばかぁ! お芝居の前半が観られず残念・・・

「うたかたの恋」は宝塚の定番演目の一つで、クロード・アネの小説「マイヤーリンク」をもとにした、オーストリア皇帝フランツ・ヨゼフと皇妃エリザベートの嫡子ルドルフと男爵令嬢マリーの悲恋を描いた作品。

私も何度か観たことがあり途中からでもストーリーは分かりますが、やっぱり半分近く観そびれたのでそれぞれの役の印象などは書きにくいですね(^_^;) 観劇の度にメインキャストそれぞれの感想を書いているのですが、今回はやめておきます。

 

それでも、紅ゆずるさんのルドルフは孤独感と哀しみをにじませる美しい佇まいが素敵でしたし、

綺咲 愛里さんのマリー・ヴェッツェラもとてもかわいらしかったですよ。

ただ、今の星組さんで観るならもっと明るい作品がよかった気はします。

「Bouquet de TAKARAZUKA」は、タカラヅカレビューで伝統的に使われてきた曲を中心に作られていて、なんだか懐かしさを感じさせるショーでした。なんというか、昭和な雰囲気?(*´艸`*)

中日劇場に来る観客の年齢層は結構高くてタカラヅカ黄金時代を知るファンが多そうなので、そういう意味では目新しさはないけど中日劇場での定期公演の最後を飾る作品としてふさわしいショーなのかもしれませんね。

客席降りの時はジェンヌさんたちが握手に応じていました。

以前はこういうことはやってなかったから、ちょっと驚き!

私は残念ながら一番端っこの席だったので、握手は出来ませんでしたが。

 

タカラヅカは久しぶり過ぎてジェンヌさんたちの顔と名前が全く分からず、しかもみんな同じ顔に見えてしまうという・・・

初心者に逆戻りしちゃってます(^_^;)

とはいえ、タカラヅカらしい作品、キラキラな世界に浸れて楽しかったです♪

名古屋での定期公演、御園座かどこかで続けて欲しいなぁ。

上原理生コンサート2018 感想

昨日、上原理生くんのソロコンサートに行ってきました。

コンサート間近になって親がインフルエンザにかかって看病する羽目になり、その間なんとか移らないように完全防備で過ごし、無事に行くことができました(笑)

結論から言えば、練馬まで遠征してホント良かったです!

もうね、ずっと聴いていたかった。

夜に雨から雪に変わるという天気予報が出ていて、上原くんは観客が帰れなくなることを心配していたようですが、私たちの方は「いやいや、帰れなくなったとしてもあなたの歌を聴きたいのよ」って感じでしたよね。

少なくとも私を含めFC枠でチケット取ったと思われる人たちはそんな感じでした。

一部は、上原くんはマイクなしの生歌、伴奏はピアノのみというシンプルな形態で、魂を込めた力強い歌唱力と繊細な感情表現で心をわしづかみにされてしまいました。

力強さと繊細さって相反するようにも思えるんですけど、上原くんにはそれができるんですねぇ。

1曲目は『ジキル&ハイド』より「This is The Moment」。

挨拶が入ってトークの中で大学の入学式がこの練馬文化センターの大ホールだったこととか話してくれました。

イタリア語で3曲「Caro mio ben」「Non ti Scordae di me(忘れな草)」「Caruso」。 「Caro mio ben」は、恋人に「つれなくしないでくれ」と懇願する情熱的な愛の歌だそうで、上原くんは「この年になってやっとこの気持ちが分かるようになった」そうです。そんなお相手がいるのかしら?(*´艸`*)フフ

「Caruso」は演出家の謝珠栄さん(上原くん曰く「パワフルな関西のおばちゃん」・笑)に奨められて歌ってみたら大好きになった曲だそうです。 日本語の歌も歌ってくれまして「愛の讃歌」、「見上げてごらん夜の星を」、「ヨイトマケの歌」、『モーツァルト!』より「星から降る金」。

どの曲も歌詞を大切に伝えようとしているのが感じられるし、伸びやかな声も心地よく歌が心に響きます。

「ヨイトマケの歌」の時は、涙出ちゃいましたね。 他にも泣いてる人たくさんいて、上原くんが歌い終わった後に「僕も歌いながら泣きそうになったんですけど、泣いてる人いるみたいですね、泣いていいですよ。泣いてデドックスして帰ってください」みたいなこと言ってて、面白いこと言うなぁって思っちゃった(*´艸`*)

「星から降る金」は本場の演出家から「この曲は君にあげるよ」とまで言ってお墨付きをもらったと嬉しそうに話してくれました。

コンサートのたびに歌って行きたいそうです(^^)

ただ私の中では「星から降る金」は『モーツァルト!』を初めて観た時に10年以上ご贔屓である春野寿美礼さんが歌っていて好きになった曲なので、この曲が流れると他の人が歌っていても私の脳内で勝手に寿美礼さんの声で再生されてしまうほどになってしまっていて、昨日も上原くんが歌っているところに重なって脳内再生されて困った(^_^;)

でも、この曲を上原くんが生歌で歌ってくれるとは思わなかったな。

聞きごたえがあって素晴らしかったです♪

 

第二部はオーケストラを入れて、マイクをつけての歌唱。

「My Heart Will Go On」でスタート。あの『タイタニック』の映画の場面が目に浮かぶようでした。

映画音楽メドレーは曲紹介してくれたけど、タイトルとか思い出せなくてすいません。

「シェイブールの雨傘」「ターザン」「魔法にかけられて」などからそれぞれ1曲ずつ。 最後はミュージカルソングを4曲。 『ラ・マンチャの男』より「Man of la Mancha」、『1789』より「パレ・ロワイヤル」、『オペラ座の怪人』より「Music of the night」、『ミス・サイゴン』より「ブイ・ドイ」。

「Man of la Mancha」は客席も煽ってノリノリで歌い上げ、「パレ・ロワイヤル」に楽しそうに踊りながら歌って客席にも降りてくれて、盛り上がりました♪

「パレ・ロワイヤル」の時、めっちゃいい顔してましたよ。かわいかった(*´꒳`*)

そして「Music of the night」でクールダウン。切なく歌い上げます。

最後は、やはり上原くんの持ち歌ともいえる「ブイ・ドイ」。平和への祈りを込めて、大切に丁寧に歌ってくれました。

愛をテーマにした曲を集めたコンサートとなったことに関して、上原くんが冗談ともつかない言い方で「愛に飢えてるのかな?」と一言。これだけいろんな人に愛されてるのに(笑)

 

アンコールは、昨年亡くなった上原くんの恩師である青井陽治さんがお好きだった曲として「愛した日々に悔いはない」、そしてもう一曲『RENT』から「I'll cover you」を歌ってくれました。

カーテンコールもあって、最後はスタンティングオベーションとなり、感極まってウルウルしている上原くんがファンとして愛おしくてたまらなかったです(*´∀`*)

歌ってる時は本当にかっこいいんだけど、トークになると真面目に話してたと思ったら突然ボケてきたりするから面白いし、萌える。こういうところが愛嬌あってかわいいと思います(*´艸`*)

2年前に観たソロコンサートの時より歌はさらに安定感が増して進化を遂げ、トークもうまくなっていて楽しく幸せなひとときでした♪

舞台やコンサートで観るたびにどんどん進化して行っている上原くん。応援し甲斐がありますね。

応援と言っても私の場合は、時々観に行ってこのブログに感想を書く程度ですけど A^▽^;)

常に前よりももっと良いものを作り出そうと頑張る姿勢はステキだと思うし尊敬します。 またソロコンサート行きたいなぁ。

どんどんやって欲しいです!あと、新しいCDアルバムも出してほしいなぁ。

明けましておめでとうございます!

昨年もたくさんの方がこのブログを見に来てくださったようで、うれしい限りです(*^-^*) 

本年もよろしくお願いいたします。 


年末に1年を振り返るのを忘れていたので、昨年観た作品をまとめてみたいと思います。

 1月。上原理生くんのファンイベント「歌宴」に行っていたようです。そして『ミス・サイゴン』名古屋公演大千秋楽

2月。宝塚雪組の名古屋公演『星逢一夜/Greatest Hits!』『Adam's First Live』関内ホール

3月。『ロミオ&ジュリエット』大阪公演『The Sparkling Voice供拌膾絽演

4月がなくて5月。『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』名古屋公演『紳士のための愛と殺人の手引き』名古屋公演、そして『王家の紋章』大阪公演

6月。『グレート・ギャツビー』名古屋公演『レ・ミゼラブル』帝国劇場

7月がなくて、8月。『RENT』名古屋公演

9月。『VOICERION 供Ghost Club〜』『レ・ミゼラブル』名古屋公演1回目。

10月。『レ・ミゼラブル』名古屋公演の2回目3回目4回目

11月は『スカーレット・ピンパーネル』大阪公演

12月。『Adam's First Live -Encore-』『Pukul』大阪公演。 


こんな感じで観劇回数は20回(上原くんのファンイベントは含めず)、15作品でしたね。 素敵な作品たちに出会えて幸せでした! 

作品タイトルをクリックするとそれぞれの感想記事に飛びます。


 さて今年は、どんな作品と出会えるかな(*^-^*) とりあえずチケットを押さえてあるのは、上原理生くんのソロコンサート、宝塚星組中日劇場公演、『ジキル&ハイド』名古屋公演、『1789』帝劇と大阪公演です。 楽しみですねぇ〜(*´∀`*)