ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
<< July 2019 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< ミュージカル『レ・ミゼラブル』帝劇 2回目観劇感想 | main | 篠崎プロデューサーによる「ミュージカルの楽しみ方」講座に行ってきました >>
『レ・ミゼラブル』名古屋公演 観劇感想

今日はレミゼを観に御園座へ行ってきました。

愛知県民でありながら御園座へ行くのは今日が初めて。

改装された御園座は床も壁も階段もお手洗いの中まで真っ赤。すごいなぁ〜(笑)

 

 

キャスト表を撮るのに列を作って順番待ちになってました。

今までどの劇場でもこんなことしてなかったのでちょっと驚きましたが、ワラワラと人だかりができて通行の邪魔になるようなこともなく、落ち着いて写真を撮れるのでいいかもしれないですね(*^^*)

 

さて、今日の夜公演のキャストはこんな感じ↓↓(クリックすると大きくなります)

 

 

帝劇ロビーの天井から吊り下げてあった大きなポスター?タペストリー?もキャスト表の横に飾ってありました。

 

今日はB席2階9列センターブロックで観たのですが、2階席は前後の席との段差が大きくなっていて人の頭が邪魔することもないし、思ったほど遠くもなく見切れもないし、とっても観やすかったです♪

舞台全体を観るならやっぱり2階席が良いですね(*^^*)

そして、御園座の座席には映画館のようにドリンクホルダーがついています。

 

さて、今日のお目当ては福井バルジャンと伊礼ジャベ、昆エポ、そして橋本テナでした。

包容力のある福井バルジャン、冷静さと品格を備えた伊礼ジャベ、切なさを含んだパワーフルな歌声で心を揺さぶる昆エポ、自由奔放な橋本テナ、皆さん素晴らしかったです。

 

では、キャストの方一人一人の感想を覚えてる範囲で書いてみます。

ジャン・バルジャン役の福井晶一さん。

後半からちょっと喉の調子が良くなかったようですが、できる範囲で丁寧に歌ってらっしゃいました。

市長になってから包容力のある演技が素敵です♪

福井さんのバルジャンは大きなアクションは少なく演技はシンプルですが、歌を通じてバルジャンの心がバンバン伝わってきます。

砦でのジャベールとの対決の場面では、バルジャンが司教様からもらった愛をジャベールにも分け与えるかのような伝え方で、これはおそらく愛を知らずに育ったであろうジャベールにとってはかなりの衝撃だろうなと思いました。

 

ジャベール役の伊礼彼方さん。

シュッとしていて品格が感じられるジャベールです。

前半は川口さんのジャベールと同様、感情をあまり表に出さない演技ですが、川口ジャベは仮面をかぶっているような印象だったのに対して、伊礼ジャベは内面にあるものを抑え込んでいるような印象。

なので、砦でのバルジャンとの対決の場面で今まで知らなかった愛というものを差し出されて戸惑い茫然となった後、だんだんそれまで抑え込んでいたものを抑えきれなくなって混乱して自殺の場面につながっていく感じがしました。

 

レミゼ観劇3回目の今回で3人のバルジャンと3人のジャベールを制覇しました。

とても丁寧で分かりやすい役作りの吉原バルジャン、とにかく優しい佐藤バルジャン、包容力のある福井バルジャン。

私の中では一番原作に近いと感じている川口ジャベ、品格があり内に青い炎を感じさせる伊礼ジャベ、ジャベールという人物の内面をむき出しにして表現してみせる上原ジャベ。

それぞれ魅力的で誰が良いとは決められません。

 

ファンテーヌ役の濱田めぐみさん。

帝劇で観た時よりもさらに進化・深化していて、より丁寧に役作りをされてるなと感じます。

私は今までファンテーヌにはあまり共感できなかったのですが、めぐさんファンテーヌの思いがすごく伝わってきて、初めて「夢やぶれて」で泣きました。「どうしてこんな目に合わなきゃいけないの!?」という思いだったり、絶望感や悲しみがすごく分かりやすく伝わってきたのです。

最後は自分はボロボロになってもコゼットを思い続け、その思いを残したまま・・・というのを目を開けたまま召されるという表現で伝えているように思います。

そして、バルジャンが天に召される場面で迎えに来るファンテーヌの美しいこと。まるで天使が舞い降りたかのようでした。

 

エポニーヌ役の昆夏美さん。

貧しさの中で頼れる人もいない孤独感や悲しみ、やるせなさなど様々な思いを抱えながらも懸命に強く生きようともがいている感じがあって護ってあげたくなります。

マリウスに抱きかかえられてなくなる場面は、最後までいじらしくてかわいらしくて、なんというかたまらない気持ちになりますね。

 

マリウス役の海宝直人さん。

海宝マリウス3回目です。

帝劇で観た時よりコゼットに恋をした時のキラキラ感が若干落ちた気はしますが、その分砦の場面での葛藤や仲間たちが死んでしまった後の悲しみに暮れる場面などに深みが増していたように思います。

 

コゼット役の小南満佑子さん。

かわいらしさの中に芯の強さを感じさせるコゼット。1回目に観た時よりバルジャンとの信頼関係やマリウスへの思いがより深く感じられました。

 

テナルディエ役の橋本じゅんさん。

自由なテナルディエですね〜。隙あらばアドリブを入れようと狙っているみたいな(笑)

したたかさとキュートさと抜け目なさを感じさせる役作りです。

あと、なぜかテナルディエなのに色気すら感じるのは私だけしょうか?何とも魅力的なテナルディエです。

 

マダム・テナルディエ役の森公美子さん。

リトルコゼットをいじめる場面とか、バルジャンやマリウスに迫る場面とかは迫力満点なんですけど、かわいらしさもあって魅力的です。

今日の相手役のじゅんさんが小柄だから、旦那がつぶされちゃいそうって思っちゃった。すいません、、(^_^;)

 

アンジョルラス役の小野田龍之介さん。

最初のうちは革命まっしぐらな感じのアンジョルラスだけど、砦でガブローシュが撃たれてしまった後に崩れ落ちるようにしゃがみ込み落ち込んでいる様子が理想に燃えたアンジョルラスも一人の若者に過ぎないことを感じさせ、その後の学生たちの死に哀れさが胸に残ります。

小野田くんはアンジョルラスの強さと弱さの両方を見せてくれるような気がします。

 

アンサンブルの皆さんも帝劇で観た時よりさらにパワーアップしていて、ホントいくつ目が合っても足りないし、胸がいっぱいでどう文章にまとめたらいいか分からないくらい皆さん素晴らしくて・・・いや〜、キャストの皆さんどこまで進化していかれるのでしょう?

 

さて、私のレミゼ観劇は残り2回です。

今年のレミゼは、本命の上原くん以外では誰を目当てでというのは特になく、メインキャストを制覇できたらいいなと思いつつ観に行けそうな日にチケットをとったのですが、なんと5回のうち4回が濱めぐファンテと海宝マリウスという偏った状況に・・・

上原ジャベは3回なので本命より観る回数が多いですよ(笑)

でも濱めぐさんのファンテは最初で最後かもしれないし、海宝くんも今年でマリウスを卒業するといううわさを聞いているので、貴重な機会として有難く目に焼き付けてきたいと思います。

ちなみにファンテーヌとマリウス以外のメインキャストは制覇できそうです♪

 

COMMENT