ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
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ミュージカル『レ・ミゼラブル』帝劇 観劇1回目感想

レミゼを観に帝国劇場まで行ってきました。

4月22日の夜公演と23日の昼公演。

いや〜、レミゼは他の作品とは明らかに会場の熱気が違いますね。舞台も客席も熱い!!

そして最初のオケの演奏が始まった瞬間からゾクゾクしてきて鳥肌立っちゃいました。

2013年に初めて観て衝撃を受けて以来ずっとこの作品のファンですから♪

 

2017年からまた少し演出が変わっているところがありました。それぞれの場面でちょっとずつ立ち位置が変わっていたり若干言い回しが変わっていたり・・・

それで今回は、ABCカフェや砦の場面で学生たちが若さゆえの熱い思いと勢いだけで突っ走って命を散らしていった感が強く出て、より哀れさが増したように思います。役替わりで2回見て、2回ともそう感じたので。

 

いずれの回も学生の団体が入ってました。学校でこんな素晴らしい作品を観せてもらえるなんて羨ましいなぁ。

 

22日ソワレは2階席2列目から舞台全体が見渡せて、オペラグラスも使いながら役者さんたちの動きや表情もよく見ることができました。

23日マチネは1階席10列目。こちらは上原くんFCで確保していただいたお席。1階席では10列目付近が私にとって一番観やすいベストポジションなので、とってもうれしかったです♪(*^^*)

それで今回2階席と1階席からそれぞれ観たわけですが、2階席から見下ろすように観た時は役者さんたちの顔がよく見えて表情も読み取りやすかったのですが、翌日1階席から観た時、帝劇の場合少し舞台を見上げる形になるせいか役者さんたちの顔に大きく影ができてしまって表情も見づらいことがあり、ちょっと残念。照明の使い方をもっとどうにかできないのかな?

 

さて、それではレミゼ観劇My初日となった22日ソワレ(夜公演のこと)の感想を書いていこうと思います。

23日マチネ(昼公演のこと)分は別記事として書きますね。

記事の日付は観劇日にしてあります。

 

この日は役替わり表の写真を撮ったものの、どれもブレブレで判別しにくいので載せるのはやめます。

キャスト全員は書ききれないのでプリンシパルキャストだけご紹介。

ジャン・バルジャン役:吉原光夫さん、ジャベール役:川口竜也さん、ファンテーヌ役:濱田めぐみさん、エポニーヌ役:屋比久知奈さん、マリウス役:海宝直人さん、コゼット役:小南満佑子さん、アンジョルラス役:相葉裕樹さん、テナルディエ役:KENTAROさん、マダム・テナルディエ役:森公美子さん。

 

この時はベテランさんだったり何度も出演経験があったりするキャストの方が多く、観る側としても安心感のある組み合わせ。

光夫さん、川口さん、めぐさん、海宝くんが揃うと劇団四季を観に来たみたい!?(笑)

またキャストの方一人一人の感想も書いていこうと思います。

 

ジャン・バルジャン役の吉原光夫さん。

貫録のあるバルジャンですね。安心してみていられます。

歌は音に流されることなく一つ一つの言葉を丁寧に語るように歌い、感情表現も分かりやすくバルジャンの心情がビシバシ伝わってきます。バルジャンにとってコゼットの存在が希望の光になっていること、それを手放す時が来たと悟った時の心の葛藤、そしてそれを受け入れた後の慈愛に満ちた表情。バルジャンの心の変化を強く感じ取ることができ、バルジャンの最後には号泣してしまいました。

 

ジャベール役の川口竜也さん。

歌詞もセリフも言葉一つ一つに役としての思いを込めつつ丁寧に大切に伝えようとされているのを感じました。

1幕ではあまり表情の変化がないジャベールが、2幕になって自分に対しても愛をもって接するバルジャンを前に心を揺さぶられ、信念を見失って狼狽える様子が分かりやすく、心の支えになっていた法を守るという正義が揺らいだことで自殺の場面へとつながっていく説得力がありました。

 

ファンテーヌ役の濱田めぐみさん。

いろいろ経験値が高そうなファンテーヌで私の中での(原作の)世間知らずなお嬢さんファンテーヌのイメージとはちょっと違うのですが、これも面白いと思いました。原作とミュージカルはよく似た別物だと思っているので、ぜんぜんOKです。

”夢やぶれて”では、怒りよりも悲しみが深い印象。持ち前の歌唱力と豊かな表現力で、ファンテーヌの哀れさが引き立っています。

 

エポニーヌ役の屋比久知奈さん。

家庭環境に恵まれず、貧しさの中で必死に生きてきた感がよく出ていると思います。

周囲には強がって見せているけど、本当は弱くて孤独に押しつぶされそうになっている女の子といった感じでソロで歌う場面は胸が締め付けられます。

 

マリウス役の海宝直人さん。

アンジョルラスたちの仲間に入ってはいるものの他の学生たちほどの熱い思いはなく、法律の勉強をしていたりコゼットに夢中だったりと立ち位置がはっきりしていて分かりやすいです。

コゼットに出会ってからの心ここにあらずで仲間たちやエポニーヌの思いに全く気付かない様子やコゼットに再開した時の不器用な感じが原作のイメージに近くていいですねぇ。

砦の場面でもマリウスの心が二転三転していく様子がよく伝わってきます。

 

コゼット役の小南満佑子さん。

明るく茶目っ気がありそうなコゼットです。それでいてバルジャンに護られているだけではない芯の強さも感じられる役作り。原作のコゼットのイメージに近いかも。

初めての恋の喜びに浸るコゼットがかわいらしく、海宝マリウスとも相性良さそうだなと思いました。

 

アンジョルラス役の相葉裕樹さん。

2年前よりも力強いリーダーらしさが増していた気がします。歌声も安定感があり、演説の場面も説得力があります。

2幕の砦の場面になると仲間を巻き込んで死なせてしまっていいのかという苦悩を滲ませ、グランデールの言葉に心が揺れる様子も繊細に表現しています。ガブローシュが撃たれてしまった後は「子どもまで殺すとは!!」という怒りで立ち向かっていく感じ。

 

テナルディエ役のKENTAROさん。

飄々とした雰囲気がありながら、金のためならどんなことでもやってのける図太い根性を持っている感じの役作り。

悪党なんだけどどこか憎めない、人が集まってきてしまうような魅力もあります。

 

マダム・テナルディエ役の森公美子さん。

長くマダム・テナルディエ役をされてきてますから、もう安心感しかありません。

今年の森マダム・テナルディエは、迫力が増して旦那は完全に尻に敷かれていました(笑)

ちょこちょことアドリブで笑いを誘う場面もあり、どこかかわいらしさも感じさせます。

 

プリンシパルキャストはこんな感じでしょうか。

アンサンブルの皆さんも書きたいのですが、2日続けて観たので頭の中で記憶がごっちゃになってて・・・(^_^;)

あ、そういえばフイイ役の小暮真一郎くんが長身だから結構目立つ。もちろん歌もうまいし、学生たちの中でムードメーカー的存在であるフイイの雰囲気も良く出てましたよ。かっこよかったです(*^^*)

後、モンパルナス役の田川景一くんがイケメン度上がってたような。以前からモンパルナス役やっててイケメンな悪党がおるなと思って観てたんですけどね(笑)

 

23日の分も書きたいので、今回はここまでにします。

 

 

 

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