ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
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「エドウィン・トルードの謎」名古屋公演 観劇感想
今日は「エドウィン・トルードの謎」を観てきました。
サイドブロックの通路側で、私の席より前の席は今回は使用されていない状態で、端っこだけど意外に観やすかったです(*´∀`*)

この作品は参加型ミュージカルという事で、開演15分前からアンサンブルの堀江慎也さんと横山達夫さんの二人が出てきて、参加の仕方の説明と会場を盛り上げるために客席を歩き回ってました。
ときどき選挙候補者みたいに自分の名前を連呼したりも(*´艸`*)
そして、なぜか会場全員でウェーブもやることに♪
ウェーブは公演期間中ずっとやっていると言いつつ、後から「実は名古屋から始めたんですけど・・・」と小声で言ってた。本当はどっちなんだ?(笑)
横山くんボケ、堀江くんツッコミの漫才的なノリで、開演前から楽しませてもらいました(*´∀`*)

どれがセリフでアドリブなのか分からないくらいだし、どこまでが演出なのかも分からないくらいのコメディですが、歌はしっかり聞かせてくれます!

ロイヤル音楽堂の座長と役者が「エドウィン・トルードの謎」を演じるという形で話が進んでいくので、それぞれ役者ネタで結構笑わせてくれます。
エドウィン・トルードを演じる壮一帆さんは、宝塚退団後初のミュージカルということで、ヅカ風のノリで登場。その後も時々ヅカ風の動きをして見せて、山口祐一郎さん演じる座長から「あの某劇団での癖が抜け切れていないんだな」とツッコミを入れられていたり、エドウィンの叔父ジャスパー役の今拓哉さんは劇団四季特有のセリフ回しをもっと間延びさせたようなしゃべり方をして座長に「もっとさっさとセリフ言えないの?」と突っ込まれていたり、ローザに歌を教える場面でオペラ座の怪人風に仮面を取り出して歌ってみたり♪

エドウィンの婚約者ローザ・バッド役の平野綾さんは、愛知県出身という事で今いろいろとアドリブが多かったり、いじられたりしてました。
役者紹介では座長に「昨日、アニメのオフレコがうまくいって上機嫌の平野綾!」みたいな感じで紹介されていて、それを受けた綾ちゃん、アニメキャラで「にゃんにゃん攻撃(?)」しながら、かわいく甘えて支配人をメロメロにしてました(笑)
ジャスパーに迫られて耐えられずローザが気絶した場面では、その間に周りが「胸にパット8枚入れてる」ネタで盛り上がり、ローザに一目ぼれした設定のネヴィル役の水田航生くんが「俺は貧乳が好きなんだぁ!」と叫んで「貧乳なら他にもいるから、婚約者がいるローザはやめておけ」的なことを言われていたりして、その後綾ちゃんが「私が気絶している間にデスられてたような気がする・・・」と。そしてしばらくバッドではなく「パットさん」と呼ばれていました(笑)
後は「つけてみそ、かけてみそ」と言いながら変な踊りもしていたなぁ。かわいかったです(*´∀`*)

役者ネタで覚えているのはこれくらいかな。たくさんあり過ぎて記憶があいまいなんです(^^;)

1幕では、「エドウィン・トルードの謎」のプレビュー公演という設定で、ときどき座長のダメだし(?)が入りつつ、原作者のディケンズが執筆中に亡くなって途中までしか書かれていない小説の内容に沿って個性たっぷりな役者たちが演じていきます。
インドからイギリスにやってきた双子の姉弟ヘレナ(瀬戸カトリーナさん)とネヴィル(水田くん)は濃いですねぇ。
ヘレナはインドの踊りのつもりの変なダンスを踊ったり、カレー好きをアピールしたり、ネヴィルはイケメンキャラでやたらかっこつけてる(笑)

クリスパークル牧師役のコング桑田さんは、なんだかちょっと胡散臭い感じの牧師。コミカルな演技と座長との絡みで楽しませてくれます。

アヘン屈の支配人(?)プリンセス・パファー役の保坂知寿さんは圧倒的は存在感で周囲を巻き込んでいく感じ。
歌も迫力があって最高!!

墓守のダードルズ役の池田伸一さんは、なんとな〜く怪しげな雰囲気を醸し出しています。アンサンブルとして、他の場面にも出てますね♪

誰かの運転手なのか小間使いなのか分からなかったですがバザード役の高原紳輔くん。バザード役としてのセリフはほとんどなく、関係ない場面でのセリフやアドリブが大半??こちらもアンサンブルとして他の場面にも出ています。
座長にいじられて、嬉しそう♪そして、やたら「StarSに入りたい」アピールしていて、かわいかった(笑)

開演前に盛り上げ役をしていた横山くんは、エドウィンと間違えてジャスパーに殺されそうになる男の役で出てきた時、はける前に演出家から何かやれと言われたとかで、犬神家の場面を一人でやって、ややウケな感じで「センターは慣れてないから耐えられない〜」と嘆きながら去るという(笑)
なかなか彼はイイキャラしてますねぇ。主役向きではないけど、私は好きですよ、ああいう感じ(*´艸`*)
ぜひとも名脇役を目指していただきたいですき

2幕ではいよいよ犯人を投票制で決めることになります。
2幕が始まる5分前に女性アンサンブル4人(伯鞘麗名さん、遠藤瑠美子さん、福田えりさん、可知寛子さん)が出てきて、簡単に投票の仕方を説明・・・が歌になってて、お色気たっぷりに歌ってました♪最後に「名古屋城!」と言いながら金シャチポーズをキメて2幕へ。

なんか1幕・2幕開演前の時間がアンサンブルの方々のアピールタイムのようになってました(笑)

2幕はエドウィンが嵐の夜に殺されてから6か月後。座長曰く休憩時間の間に6か月経ったらしいです(笑)
そして、ローザを愛するジャスパーの変態度が増している!
今さんが演じる変態ぶりが突き抜けていてキモ面白いです(笑)
今日は観客の中にお子様はいなかったせいか結構ディープな感じでした(*^m^*) ムフッ

過去にローザの母親を愛していたクリスパークル牧師役のローザを見つめるあやしげな眼もちょっと怖い感じで、コミカルな演技とのギャップがよかったです。

2幕途中では、なんとエドウィンとして舞台に出られるのが1幕だけどいう事に憤慨して、壮さんが関西弁でまくしたて、私服(ド派手な大阪のおばちゃん風楽しい)に着替えて帰ってしまうというとんでもない演出により(笑)、2幕で壮さんがやっていたエドウィンを殺した犯人を捜す探偵役を代わりにだれがやるかというのを、会場の拍手の多さで決めることに。
結果、探偵役はクリスパークルに。この時点で、クリスパークルは犯人候補から外れました。

そして、観客の投票で決まる殺人事件の犯人。
最後に告白の歌を1曲ソロで歌えるので、皆さん必死の(?)アピール。
ヘレナは「私はまだ犯人になっていません!」とアピール。
フェイスブックのミュージカルファンが集まるグループでは、東京などでは犯人になったことがあるという情報を得ていたので「あれ、そうだっけ?」って思いましたが、きっと名古屋ではまだ犯人になってないってことね。
今までいろいろ笑いを取ってきたけど、笑いが取れても投票数につながるとは限らないことに気づいたなんてことを言いながらも、ちゃんと笑いを取ってました。
それから、付けまつ毛が片方とれちゃったらしくて、それもアピールポイントにしちゃうところはさすがです(笑)犯人候補者がアピールのために客席を回ってきた時にも、それをわざわざ見せてくれました(*´艸`*)
近くで見た瀬戸さんもきれいでしたよぉ❤
この推しの強さで、圧倒的票を集めて今日の犯人役に決定♪

バザードは、ここでもStarSに入りたいアピール。
「ここで犯人に選ばれたらStarSに入れてもらえると思うので、絶対僕に1票いれてください!!」と必死の(?)お願い(笑)
客席を廻ってのアピールの時も満面の笑みで「StarSに入りたいのでよろしくお願いします!」と(笑)
この人、めっちゃ末っ子タイプやな。おばちゃんたちは若い男の子の笑顔に弱いんよ〜。
でも、得票数にはつながらず(。・艸・)

ローザは、アニメキャラでかわいく名古屋出身をアピール。
アニメはあまり見ないから、何のキャラなのか分かりませんでしたアセアセ
ローザは東京公演から何度も犯人になっているらしいので、ちょっと控えめのアピールだったかな?

ネヴィルは、かっこつけて上着を翻し、頭上に掲げてその中に相合傘のように女性を入れるポーズ(説明が難しい汗)をして「犯人にしてくれたら、ここに入れてあげるよ!」とアピール(笑)

プリンセス・パファーは、「パッファ〜!!」と一言だけ言って終わり、「それだけ?」というツッコミと共に他の人が崩れ落ちるという(笑)

ダードルズは「自分はエドウィンのことは何も知りません。会ったこともありません。エドウィンのEの字も知りません。エドウィンのことをな〜んにも知らない私が、どう間違って彼を殺してしまったのか・・・」みたいなことを言ってアピール。

最後にジャスパー。「ここまでの間に私が一番犯人だと誰もが思ってしまうのですが、それでは子供でも分かる結末になってしまいます。それでも、僕のあやしい変態キャラを観たいという方は私にぜひ入れてください❤」とアピール。
ジャスパーは犯人にならなくても、犯人の投票結果が出る前の告白トラップで出てきていましたけどね(笑)

さて、めでたく犯人役に決まったヘレナさん。
「私が犯人になると1辛から12辛まで選べるんですけど、どれがいいですかぁ?」と聞き、客席から「12辛」と返事があり、12辛の告白ソングを披露。
キャスト全員を巻き込んでエグザイルをやっていたんですけど、結局何が12辛だったのか分からなかった(^^;
巻き込まれたキャストが戸惑いながらエグザイルをやっているのが結構シュールだったから、そういう意味で12辛なのかな??(笑)

その後、エドウィン壮さんがさわやかに再登場して「死にかけたけど、実は生きていたんだ!」と告白。かなり無理がある説明だったけど(笑)

最後におまけで、この物語でカップルを作ってハッピーエンドにしよう!ということで、会場の拍手の大きさでカップルになるキャストを決めることになったのですが、今日の観客は優柔不断な人が多かったのか差が分かりにくい拍手だったため、男女それぞれじゃんけんで勝ち残ったキャストがカップルになることに。
じゃんけんの結果、女性アンサンブルのリーダー(お名前が分からず、すいませんアセアセ)とバザードがカップルに決定。

舞台上で用意された台本を必死で覚えて打ち合わせる二人。
座長が「二人は今初めて台本を見たところでございまして、一生懸命覚えているところです。しばらくお待ちください」と。他のキャストも二人に「がんばれ!」と声をかけていたりして、ライブ感がありますねぇ(*´艸`*)

その結果披露されたカップル誕生の歌。
StarSに入りたいと現実味のないことを言い続けるバザードに呆れつつも惹かれていった的な展開で、最後はStarSに入った妄想をして、バザードくんが手にした紙に「すたーず バザード」と高原くんのサインを書いて観客の一人に渡し、「初めてのサインですよ!」と(笑)

観客参加型のミュージカルは初めてでしたが、とっても楽しかったです!
また観たいし、他にも参加型の作品が増えるといいな♪
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