ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
<< May 2018 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
<< PMSが楽になるセミナー | main | 『ミス・サイゴン』名古屋公演初日 >>
子どもの力 〜幼児期の決断〜
私には子供はいませんが、甥っ子たちを見ていると、子どもの感じる力や察する力ってすごいなぁって思います。もう1歳くらいから子どもって、周りに気を使うようになるんですね。

まずは2人兄弟のお兄ちゃん、現在6歳の甥っ子1号のエピソード。
言葉を覚え始めた頃からすごく周りに気を使う子で、母親や父親のみならず、その場に一緒にいた人たちのうち、誰か一人でも姿が見当たらないと「○○しゃん、どこ?○○しゃ〜ん!」と名前を呼び、探していました。ちょっとお手洗いに立っただけでも、です(笑)
一度、うちの両親とカナダに住んでいる上の妹一家と下の妹一家と私で結構人数が集まった時があったのですが、2歳になったばかりの子がその場に誰がいたのかをしっかり把握していて、一人でも姿が見えなくなると心配していたことに驚きましたね。
またある時は、お散歩中にたまたま一番後ろを少し離れて歩いていた私の母を見て、甥っ子1号はテテテ〜と走って戻って「よいしょ、よいしょ」と歩いている母を後ろから押していたこともありました。おばあちゃんが置いてけぼりになったら大変だと思ったんでしょうね。
さらに気ぃ遣いぃの甥っ子1号、3歳の時に私に抱っこをせがんできたので、私が抱き上げて思わず「あ〜、リンちゃん重たくなったねぇ」と言ったら、すごく申し訳なさそうに「重い?ボク重い?」って聞いてきたんですよ。
「そうだねぇ、リンちゃんは大きくなったもんね」と言ったのですが、それ以来、甥っ子1号は自分から私に「抱っこして」とは言わなくなった気がします。母親である私の妹が抱っこしようとした時にぎっくり腰になって動けなくなったことがあったので、小さいなりに気を使ったのかなぁと。

甥っ子2号の方は、現在4歳。甥っ子1号とは違って、かなりマイペース&ちゃっかり者。
そしてお兄ちゃんが大好きで、何でもマネしたい。
甥っ子1号の使っている物を何でも使ってみたくて、甥っ子1号がよそ見した隙にコッソリ盗み取るので、それに気づいた甥っ子1号が怒ってケンカになる。
うちに来た時は、遊び相手である私を取り合ってましたね。本当に「なぁちゃんは、あっちで僕と遊ぶの!!ソウちゃんはあっち行って!」「やぁだ!なぁたん、こっち〜!ボクと、ボクとぉ〜!!」と左右から引っ張られて困ったこともあります。きっと甥っ子2号にとっては私も「お兄ちゃんの使っている物」の一つだったんでしょうね(笑)

そんな甥っ子2号ですが、つい最近、いろいろあって私が落ち込んでいた時期があって、甥っ子たちが来た時は表に出さないようにしていたつもりでした。でも甥っ子2号は、私の顔を見て何か感じとったようで、何も言わずに私のところに来てギュ〜っと抱きしめてくれたんですよ。「どうした?」と聞いたら「なぁちゃん、元気ないから」と。

ちなみに「なぁちゃん」という呼び方は、甥っ子1号が言葉を覚え始めた頃に「おばあちゃん」と「おばちゃん」の使い分けができなくて、どっちを呼んでいるのか分からなかったので、妹が私のことを名前で「なおちゃん」と呼ばせようとしたけど、これもうまく言えずに「なぁちゃん」になって、甥っ子2号もそう呼ぶようになって、今もそのままです。

話がそれましたが、本当に幼児と言えど侮れないですね。
大人が思う以上に、しっかりいろんなことを見ていて、いろんなことを感じ取って、幼いなりに気を使っているんだという事がよく分かります。

その幼児期から人間は、自分の身を護るためだったり、親から愛情をもらうために周囲の環境に合わせて人生に関わる様々な決断をしていきます。例えば「親の言う通りの良い子にしていれば愛してもらえる」「いつまでもかわいい子どものままでいたら愛してもらえる」「何でも一生懸命頑張れば、両親は振り向いてもらえるかもしれない」「親がいつ怒り出すか分からないから、いつも顔色を覗っていなければ」などなど。
これら『幼児期の決断』の集まりが『性格』だと言われています。
もちろん生まれつきの性質もあるのですが、後々の人生まで大きな影響を与えるのは、やはり幼児期の決断なのです。
『幼児期の決断』には現在分かっているだけで20以上あります。
これらの決断の中には、子どもにとって過酷な状況の中での悲しい決断したもので、その人生にずっと暗い影を落とし続ける場合もありますし、子どもの頃はこれらの決断でうまく行っていたものの、成長していく中でいつの間にかそれが自分自身を傷つけ、ストレスになる場合も出てきます。

その中で今度の『PMSが楽になるセミナー』の中で扱う決断が「お前の性であるな」「成長するな」「セクシーであるな」の3つです。

・「お前の性であるな」は、女性であれば「女性らしくしてはいけないような感覚」、男性であれば「男性らしくしてはいけないような感覚」があります。
今回のセミナーは女性向けなので、「女性らしくあってはいけないような感覚」を扱います。ちなみに、この「お前の性であるな」の決断は、性同一性障害とは全く関係ありません。
実はこの決断が強い人の場合は、服装などで結構わかりやすいですが、これについてはセミナーの中でお話ししますね。女性で「お前の性であるな」の決断を持っていると、女性の象徴ともいえる月経に対しても無意識に抵抗を感じていてストレスとなり、それがPMSを重くなる原因となります。


・「成長するな」の決断が強い人は、男女問わず外見やしぐさが幼く見える場合が多いですね。大人なのに子どもっぽい感じがします。
甘え上手なせいか周りがいろいろと世話を焼いてくれるので、この決断を手放したがらない人が多いのですが、様々な場面で責任を求められ、「できない」では済まされない大人社会の中では非常に生き辛く、ストレスが多いと思います。
「成長するな」というのは「ずっとかわいい子どものままでいる」という決断なので、大人の女性の象徴である月経は「かわいい少女として、いつまでもかわいがられたい」と思い続けている人にとっては大きなストレスとなり、PMSを重くなる原因となります。

・「セクシーであるな」は、色気を感じさせてはいけないという決断です。男女問わずこの決断を持っている人はいます。
この決断があると、性的な事や表現、セクシーな人に対して嫌悪感を感じるようです。
性的虐待やレイプの経験者は、特に自分の身を護るために「セクシーであるな」の決断をした人が多いです。もちろん、そうでなくても決断する場合もあります。
先ほどの「お前の性であるな」とセットで決断していることも多いですね。
「セクシーであるな」の決断を持つ女性にとって、性的な事を意識させる月経はやはりストレスになって、これもPMSが重くなる原因となるのです。

このように、幼児の頃から生きていくためにした「決断」は、自分に課した『禁止令』でもあり、大人になってからは周囲の環境や状況に合わなくなって自分自身を苦しめることがあるんですね。
でも、大丈夫!これらの『決断』は自分で決めたことなので、自分で変えることができます。
今の自分を苦しめている『決断』を手放せば楽になるのです。


『PMSが楽になるセミナー』のお申込み、お問い合わせはこちら
COMMENT