ミュージカル好きな心理カウンセラーが書く観劇感想とその他もろもろ
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『Piaf(ピアフ)』シアター・クリエ 観劇感想

今日は、エディット・ピアフの生涯を描いた作品「Piaf」を観てきました。

エディット・ピアフについては、エディット・ピアフの映画を観に行った事があって印象に残っており、その後舞台バージョンもあるのを知ってずっと観たいと思っていましたが、なかなか機会に恵まれず、今回やっと観ることができました。

 

近すぎず遠すぎないセンターの席でとても観やすく作品を堪能することができました。

上原くんFCに感謝です。

 

ストーリーは、無邪気な10代から47歳で若くして亡くなるまでをオムニバス形式で進んで行くのですが、1場面が短くて展開がかなり速いです。

ピアフのことを何にも知らない人は、ついていくのがちょっと大変かも。

ピアフの育った環境の影響を色濃く反映しているので、下品で卑猥なセリフや表現も多く使われているのですが、そこはクスッと笑える形で演出されています。

1幕は笑える場面も多いですが、2幕で最愛の恋人を亡くしたピアフがアルコールにおぼれ、また数回にわたる交通事故で痛みどめのモルヒネが手放せなくなり体はボロボロ、老婆のようになってしまっても歌い続ける晩年の場面はハンカチが手放せません。

 

大竹しのぶさんのピアフは、無邪気な10代からアルコールや薬物中毒のせいで老婆のようになってしまった40代までの変り様と変わらない部分と見事に演じられており、その気迫に圧倒されました。

素晴らしすぎてこれ以上、何と言ってよいのか言葉が見つかりません。本当に大竹さんはピアフそのものに見えました。

 

ピアフの親友を演じる梅沢昌代さんも無邪気な20代(?)から演じてらっしゃいます。

大竹さんと梅沢さんの掛け合いも息がピッタリ。このベテランお二人の存在感は大きいですね。

ピアフの最後の時間を過ごす二人のやり取りには涙が止まりませんでした。

 

アメリカのスター女優マレーネ・デートリヒとピアフの世話係の女性の二役を演じる彩輝なおさん。

宝塚時代を彷彿させるようなスターの雰囲気をかもし出す美しいマレーネ役と地味でちょっとオドオドしている世話係の女性役の演じ分けが見事。どちらも違った形でのコケティッシュな部分があって魅力的でした。

 

男性キャストの皆さんは、イケメン揃いで眼福。

若手・中堅の男性陣が大竹さんをはじめとするベテラン女性陣に必死で食らいついて行ってる感じがして、ピアフとピアフが発掘した若い歌手たちのイメージと重なって面白いと思いました。

それにしても、それぞれがピアフに関係するたくさんの役をやっているので、どれがメインの役なのか分からない(^_^;)

大竹さんピアフ以外でソロで歌う場面があったのは、シャルル・アズナブール役の宮原浩暢くんとイヴ・モンタン役の大田翔くん、テオ・サラポ役の上遠野太洸くん。

東京藝大出身の宮原くんと大田くんはさすがですね。空気がガラッと変わります。

同じく東京藝大を出ている上原理生くんがコーラスのみだったのがちょっと残念ですが、ピアフのコンサート司会進行役でええ声を聞かせてくれます(笑)

上遠野くんは先の二人と比べてしまうのはちょっと気の毒かな。でも、ピアフへの愛がしっかり伝わってきました。

 

ピアフの最愛の恋人でボクサーのマルセル役がメインの駿河太郎さんは、見た目や動きなどは良かったのですが、ピアフとイチャつく場面のやり取りがちょっとあれれ?な印象。なんだかセリフが上滑りしているような・・・どうしちゃったんでしょう?

マルセルを亡くしたことでピアフの人生が変化していく重要な場面のはずなんだけど、少々残念な感じでした。

ドラマなどで拝見する限りでは、演技が下手という印象ではなかったんですが。

 

宮原くんは、1幕ではキザな若手歌手をコミカルに演じ、2幕ではアルコールやモルヒネ中毒に侵されていくピアフを懇親的に支えるシャルルを丁寧に演じています。他にも他の場面でいろんな役をやってますが、この2つがメインかな。

ピアフの恋人として関わる役としては、宮原くんのシャルルが一番時間的に長いと思います。

歌い手さんなので演技経験はそれほど長くないと思いますが、表現力が豊かでうまいですよね。

 

川久保拓司くんのメインの役は、ピアフの所属事務所のオーナー役かな?白髪交じりの役もダンディです。

自然な演技ができるうまい役者さんですね。他にもチンピラっぽい役とかドイツ兵役とかやってました。

 

上原理生くんのメインの役は、ブルーノという男の役なんですけど、これはピアフを見出したルプレーのナイトクラブで演出家みたいなことをしていた男と後にピアフの所属事務所にいる男は同一人物のブルーノとして見ていいんでしょうかね?この辺がよく分からなかった(^_^;) 私はブルーノがルプレーが殺された後もピアフの仕事の世話をしたりしていてピアフの所属事務所に入っんだと解釈したんですけど。

上原くんは、他にも戦争帰りの片足の兵士やドイツ兵の役など、下ネタ担当かと思うほど、下ネタに関わって体張って頑張ってました。いい味出してましたよ(笑)

ピアフたちにいじられまくるので、結構おいしいポジションかも?上原くん自身も楽しんでやっているようでした。

上原くんは数年の間に演技が格段にうまくなってきているので、本当に安心して観ていられます(*^-^*)

 

大田くんも、コミカルな演技で楽しませてくれます。イヴ・モンタンとしての場面は短いですが、しっかり存在感をアピールして去っていくのがいいですね。短い場面の中でもしっかり役を生きている感じがしました。

 

上遠野くんは、かわいらしい見た目も若いテオのイメージにぴったり。

ちょっと内気だけどピアフに対する熱い思いを秘めた青年を好演。静かに燃える情熱を感じました。

上遠野くんもいろんな役をやっていますよ。

 

ベテランの辻萬長さんは、ピアフを見出すナイトクラブのオーナー・ルプレー役がメインでしょうか。

とてもダンディで素敵です。ピアフを優しく見守る父親のような優しさと器の大きさが伝わってきました。

他にも劇場のスタッフや医者などの役をされています。

 

万里紗さんは、使用人の役やコーラスなど目立つ役はないのですが、ここぞという場面ではしっかり存在感をアピール。

コミカルな演技もキュートです。

 

こんな感じでしょうか。

過酷な人生を生き抜いたピアフの強さと弱さ、心理の仕事をしている身としても興味深い題材です。

大竹さんの演じるピアフに圧倒されて、他のキャストさんが目に入らなくなるほど。

本当に凄いものを観せていただきました。

 

大阪でもう一度観る予定なので、次はもう少し細かい部分もチェックできたらいいなと思います。

 

座・ARISA『キセキのうた』名古屋公演 感想

今日はウィンク名古屋で座・ARISA『キセキのうた』を観てきました。

席はサイドブロックの通路側で3列でしたが、前に人がいなかったので実質最前列。

ただ、同じブロックの前にも横にも人がいなかったので、お一人さま観劇の私はなんとなく一人離れ小島にいるような気分になってしまいました(笑)同じブロックの後ろには人はいたんですけどね。

そんな私の気持ちを知ってか知らずか、湖月わたるさんが歌いながら舞台の端の方まで来て目を合わせて笑いかけてくださること数回。そういう意味ではラッキーだったかな(*^-^*)

いつもながら客席の端の方にまで気遣ってくださる優しいわたるさんとっても素敵です♪

 

ではでは、本題へいきましょうか。

出演者は、座長の観月ありささん以下、湖月わたるさん、春野寿美礼さん、そしてゲスト出演の松下優也くん。

松下くんは最初と最後に少し出てきて台本を読んで1曲ずつ歌うだけで、基本ストーリーには絡んでいません。

 

作品は「アラフォー以上の女性を応援する」がテーマ(?)で、松任谷由美さんの楽曲を散りばめた構成の音楽朗読劇。

ストーリーの流れとしてはオーソドックスでエンディングも想像つきやすく単純明快。

メインキャストのお三方へ宛書された役も当たらずとも遠からずな感じで、そこは面白かったです。

全体的な感想としてはコンセプトは素敵だと思うし、ユーミンの曲も好きだし、4人の歌も素晴らしかったのですが、脚本がちょっと残念な感じ。

脚本家が自己陶酔・自己満足で書いたような意味不明な言い回しや回りくどくて押しつけがましいセリフが多く、あの実力派揃いの演技力をもってしても、途中シラケてしまう部分が何か所かありまして・・・

オープニングで『言霊』役の松下くんが読んでいた部分が特に詩的で、歌の詞としてはありかもしれないけど脚本としては非常に伝わりにくい表現で、日本語のはずなのに言葉が理解できなかったんですよね。

オープニングから意味不明な言い回しが続いて気持ちが引いてしまい、正直どうしようかと(苦笑)

だから、松下くんが台本読み終わってやっと歌い始めた時にホッとした。

脚本の枠組はしっかりしていて良いと思うのですが、台本に使われる言葉を誰にでも分かりやすいシンプルな言い回しにして欲しかったです。

辛口でスイマセン・・・

 

あと観た方の感想で、セリフの中に「私たち、もうおばさんよ」というようなセリフにうんざりしたというのも見かけましたが、まあ、それは現実に「もう年だから・・・」「おばさんだから」とやりたいことを諦めてしまっている人も多いから「年なんか関係ないよ」というストーリーにする流れであえてセリフに使っているのかなと私は思いました。

 

キャストの皆さんは、メインのお三方の個性が光る演技と歌でとても素敵でしたよ(*^-^*)

現実主義なアリサ、自由奔放なオサ、クールなワタルの3人のアイドルグループ「スレンダーズ」の場面は、皆さんとってもキュート♪オサさんが思った以上に可愛らしくてファンとしては涎ものでしたわ(笑)

ストーリーはそのスレンダーズを解散した15年後、スレンダーズのマネージャー的存在だったサチコさんという人が亡くなったところから始まります。

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「1789−バスティーユの恋人たちー」大阪千秋楽 感想

今日は、1789大阪千秋楽を観てきました。
3列目のほぼセンターの席で、舞台にすごく近くて群舞の場面なんかは迫力満点でした♪
ただ、斜め前の女性の座高が高くて、マズリエ家のパパが撃たれて倒れた場面とかロナンが撃たれた場面とかは、前の人の影になってしまって全く見えなかったのが残念。こればかりは運ですねぇ・・・(^_^;)

 

1789、今年は3回目でMy楽です。
大阪千秋楽ということで、出演者の皆さんも演技に熱が入っていたようで、全体的な熱量がすごかったです。

 

今日のラマール様のアドリブは(詳しくは覚えてないので、こんなニュアンスということで)「骸骨が上の方までぎっしりだ!この骸骨たちは生前、1789の大阪千秋楽を迎えて寂しく思っていたが、博多でも開催されることを知って博多まで行こうと決意していたに違いない!」会場拍手「よし、必ず来るはずだ」とうなずきながら去っていきました。
残念ながら、私は博多まで行けませんが(笑)

 

さて、またお約束通り(?)覚えている範囲でメインキャストを中心に感想を一言ずつ書いていこうと思います。

 

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『SHOW STOPPERS!!』大阪公演 感想

今日はドラマシティで「SHOW STOPPERS!!」を観てきました。
5列目の一番端っこの席で、ちょっと首が痛かった A^▽^;)
でもオペラグラスなしで観られるし、目線もらえたと勘違いできる席でもあり、良かったです♪

宝塚OBとル ヴェルヴェッツのコラボ。
途中、ちょっと睡魔に襲われたところもありましたが、耳福でございました(*´꒳`*)

 

1幕はストーリー性のあるショー形式。2幕はミュージカルコンサート風。

全体的には大人っぽくセクシーな雰囲気が漂います。

 

今回座長の湖月わたるさん、時にセクシーに時にコミカルに、時にかっこよく、歌い踊り、素晴らしいエンターテナーぶり。
ダンスは元々お上手ですけど、失礼ながら歌の方はそれほどでもないと思っていたんです。すいません・・・

でも、発声法を変えたんでしょうか?とても聞きやすく抜群に進化されてたように感じました。
2幕では、宝塚現役時代を彷彿させる男役のかっこよさも❤

 

彩輝なおさん、少しふっくらされてますが相変わらずお美しい。

歌も声の伸びがよく、荘さんとのコミカルな場面もかわいらしかったです♪

貴城けいさんは、少し喉の調子が良くなかったのか、声が伸びずちょっと苦しそうな印象を受けました。

荘一帆さんは、なんだかとってもイキイキしてて楽しそう。大人の女性の色気もしっかり出てきた印象。

 

ル ヴェルヴェッツの皆さんの中では、まだ宮原くんの歌声しか聞いたことがありませんでした。

他のメンバーもミュージカルに結構出てるし、聞いたことがあってもいいはずなんですがなかったんですねぇ。自分でも驚きです。

4人別々でも素敵な歌声ですし、4人そろえばさらにパワフルで聴きごたえがあります。ダンスも頑張ってましたね(*^-^*)

ル ヴェルヴェッツのコンサートも行ってみたいな。

 

今日のスペシャルゲストは春野寿美礼さん。

2幕で、3曲歌ってくれました。

1曲目はファニーガールから「パレードに雨を降らせないで」をキュートに。

2曲目は妃海風ちゃんとファントムの中から「You are the music」を切なく歌い上げ、現役時代を彷彿させます。

3曲目はル ヴェルヴェッツの4人を従えてエリザベートの「闇が広がる」を、4人のルドルフ?に負けない声量で歌い上げてました。

あの4人に負けない歌声、オサさん(春野さんの愛称)すごいなぁ!オサトートもルドルフズもかっこよかった〜。

 

そしてダンスとコーラスで支える、妃海風さん、牧勢海さん、舞城のどかさん、珠洲春希さん、桜一花さん。

可愛らしく、かっこよく、出ずっぱり?というくらいがんばってました。

一花ちゃんのキラキラの笑顔がかわいかった〜。結構お気に入りの娘役さんだったので♪

 

終演後アフタートークがあり、彩輝なおさんが司会を務め、春野寿美礼さん、佐藤隆紀さん、貴城けいさん、日野真一郎さんというメンバーでした。

さえこさん(彩輝さんの愛称)は自己紹介の後「グダグダになりそうな気がしますが」と言いながら、司会進行の紙を見て「(字が)ちっちゃ!!」と(笑) 佐藤くんが読んであげてました。

それを見たオサさんとかしげさん(貴城さんの愛称)が老眼で字が見えない時の真似をしてました。

私も分かります!小さい字が見づらくなってきた(^_^;)

 

そして、さえこさん、アフタートークのメンバー他の4人に「もう何でもいいから自由に自己紹介をしてください」と。

佐藤くんは「僕は少しバレエをしてたことがありますので、バレエのポーズを」と言って、バレエのアン・ドゥ・トロワとすごく地味〜にポーズをとってました(笑)

オサさんは「皆さんもご存知とは思いますが」で格好よく花組ポーズをキメて「春野寿美礼です!」

かしげさんは「貴城けいです。えっと・・・今日はこの声でいきます」と。やっぱり今日は声の調子が良くなかったみたいですね。

日野くんは「え〜、え〜と・・・日野真一郎です」と何もなかったので、佐藤くんに「迷った末に結局止めたパターンだろ」とツッコまれてました。会場から催促の拍手が上がり、オサさんがやった花組ポーズを真似て「日野真一郎です!」(笑)

 

その後、さえこさんとオサさん、かしげさん共に音楽学校時代は玄関掃除だったという話に。

さえこさんとオサさんは学年が一つ違いなので、さえこさんがオサさんに玄関掃除を教えたとのこと。

オサさん、椅子から立ち上がって「(さえこさんは)やさしかったです」さえこさん「よかったぁ〜、当時はまだ芸名がなくて長田さんだった・・・」オサさん「長田雅子です」会場に頭を下げる。はい、存じております(笑)

その流れから、さえこさんが佐藤くんと日野くんにも「玄関掃除する?」と振り、2人ともちょっと困惑したもようで、佐藤くん「玄関の掃除をしてますね」日野くん「はい、えと、僕も事務所の玄関の掃除をしようと思います」。

すでになかなかのグダグダ具合です(笑)

 

オサさんは、元々娘役志望で髪もおかっぱのまま切るつもりはなかったそうで、さえこさんに「あなた髪切らないの?」と聞かれて初めて「私は男役になるのか」と自覚したとか。この話は聞いたことがあるけど「髪切らないの?」と言った上級生がさえこさんだったとは初めて知りました。

かしげさんは声の調子が悪いせいかほとんど話さず。

 

さえこさん、佐藤くんと日野くん向かって「何やら物まねをすることがあると聞いたけど」と急に物真似を要求する無茶ぶり(笑)

佐藤くんが「レベル低めのところで、今回の作品の中でいがみ合う親友(?)の歌をさえこさんと荘さんが歌っている荘さんの真似を」と言って、さえこさん相手にやって見せ、日野くんが「それやろうと思ってたのに」。日野くんはかしげさんの真似を。

う〜ん、どちらも微妙?(笑)

佐藤くんがビートたけしさんの物真似をするはめになった回があったそうで、はけた後に演出家の三木さんに怒られるんじゃないかと思ってたら、舞台裏にいた三木さんも佐藤くんの前でビートたけしさんの真似をしてノリノリだったと話してました。

 

最後にグッズの折り畳み傘のプロモーションをすることになり、さえこさんはまたも佐藤くんと日野くんにCMをやれと無茶ぶり。

どういう感じだったかよく覚えてないですが、佐藤くんがやった後に微妙な空気になってしまい、佐藤くんは椅子に突っ伏し、その後開いた傘の後ろに隠れてました。日野くんのもよく覚えてませんが、どうにでもなれって感じでやってましたね(笑)

全員、折り畳み傘を差して退場する前、傘がなかなかうまく開かなくて「ん?あれ?」ってなってるオサさんがかわいかった♪

そして、はける時には、日野くんが風に吹かれて飛ばされる真似をしながら退場。

さえこさんの無茶ぶりとトークのグダグダ具合がなんとも面白かったです。

楽しかった( *´艸`)クスッ♪

 

 

 

 

 

 

 

 

1789〜バスティーユの恋人たち〜 大阪公演 感想

今日は『1789』を観に新歌舞伎座へ行ってきました。 

新歌舞伎座は舞台の高さが低めで、客席とも近くて観やすいですね。

距離が近いのでフランス革命もより臨場感が増します♪ 

それに座席の前後も広めにとってあり足も楽でした。 

再演版は初演より分かりやすくなっているし、キャストの皆さんの団結力と熱量もアップしているし、いくら平日とはいえ空席が目立つ(特に2階)のが不思議なほど。もったいな〜い! と言いつつ私もそんなお金持ちじゃないんで、これ以上チケット増やせないんですが(^^; 


この作品の音楽がやっぱり好きだなぁ♪ あと、観るたびにアンサンブルの皆さんの身体能力の高さに感心させられます。 

バック転やら、宙返りやら、ホントすごいです。 キャストの皆さんが大千秋楽まで全員ケガなく無事に終えられますように(*^-^*) 


帝劇の時と多少細かい部分で演出が変わってるところがあったようです。 

歌の歌詞も一部変わってたのかな? 

なんかちょこちょこ変わってるところがあるのは分かったけど、うまく説明できなくてすいません。 


さて、今日の役替わりはこんな感じ。  

今回は『1789』2回目の観劇なので、役替わりキャストと他は気づいたところだけ行きたいと思います。 


加藤和樹くんのロナンは泥臭い農民の子といった雰囲気。 

真っ直ぐすぎるゆえの不器用さが分かりやすく伝わってきます。 

いやぁ〜、かっこいいロナンですよ(*´˘`*)♡ 

若々しい小池ロナンと比べると、加藤ロナンは少し大人っぽく、しっかり者のお兄ちゃんという感じですが、父親の仇であるペイロールへの憎しみも強く、ペイロールを見るたびに飛びかかろうとしてます。 

初演の時よりアウトローな感じが減ってたような気がします。 


そういえば、ルイ・ジョセフのセリフが増えました? 

「オランプが歩けるように訓練してくれたんだ」というようなセリフ。 

私が気付かなかっただけかしら?ちょっと自信がない・・・(^^; 


三浦涼介くんのロベスピエール、前回観た時より歌が滑らかで聴きやすくなってました。

帝劇の時より肩の力が抜けて、周囲ともいい感じに馴染んでるし、どんどん良くなってきてるのを感じます。 

三浦くんはホントきれいな顔立ちしてるよなぁ。キレッキレのダンスもカッコいいし。 


渡辺大輔くんのデムーランも声の伸びがよくなって、貫禄も出てきたような気がします。


上原理生くんのダントンはパレロワイヤルの場面の楽しそうなこと!

あそこは唯一市民たちの明るい場面ですからねぇ。アドリブもちょこちょこ変えてるみたい。 


ソニンちゃんのソレーヌは、初演の時から毎回腕が震えちゃうくらい全力で熱演してて、そのエネルギーがすごいと思います。 


岡さんのペイロール、本当に憎らしいほどの悪役ぶりです。

それがまたかっこいい! 


今回はこれくらいで…すいません💦


この作品は、ダンスがすごいですからね。見どころは迫力満点の群舞です。 

あれを見ると、私も頑張ろうって思いますもん。 

もちろん、お芝居の上手いベテランもそろってますし、観応え十分。 

私はこの作品結構好きですよ。 

今年はあと1回、大阪千秋楽を観に行く予定です。 

今回は短くまとめちゃいましたが、次回の感想はもっと詳しく書こうかなと思います。

書けるかな?(笑)

『1789〜バスティーユの恋人たち〜』帝劇 感想

今日は1789を観に行ってきました。
初演の時以上に熱い舞台になってました!
あと、細かい演出で分かりやすくなってると感じました。
初回の時、唐突に現れたロベスピエールの恋人とかね(笑)
今回は少し前の段階からロベピエの恋人だとなんとなく分かるような演出になってます。

2幕はほぼ群衆たちのダンスが中心になるんだけど、球技場の場面でのクランプは特にかっこいいですよね。
踊ってる皆さんは大変でしょうけど、ホントにかっこいい✨

 

今日の役替わりは、ロナン:小池徹平さん、オランプ:夢咲ねねさん、マリー・アントワネット:凰稀かなめさん、シャルロット:佐藤芽佳ちゃん、ルイ・ジョセフ:寺崎柚空くんでした。


初演の時は観られなかった小池ロナンやっと観られました(*^-^*)

それでは、また覚えてる範囲でメインキャストの皆さんそれぞれの感想を書いていこうと思います。

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「ジキル&ハイド」名古屋公演千秋楽

今日は「ジキル&ハイド」を観に愛知県芸術劇場大ホールに行ってきました。

なんと愛知県芸術劇場はこの公演をもっていったん閉鎖し、改築工事が行われるそうです。知らなかった・・・

中日劇場も今日で閉館しちゃったし、芸術劇場は改築が終わるまでとはいえ名古屋は劇場がほとんどなくなっちゃうじゃないですかぁ〜!さみしいよ。+゚(゚´Д`゚)゚+。

さ、気持ちを切り替えて・・・ ジキル&ハイドは明るいストーリーではないのですが、臨床心理に関わる者としても興味深い作品です。

この作品を観たのは2回目ですが、前回とは違う捉え方ができて、また他の人もそれぞれ違う捉え方をしていて面白い作品だと思います。 ツイッターにも書いたんですが、今回私はジキル博士が自我で、ハイドは今までジキルが心の奥底の無意識下に抑圧してきた欲求や感情の大きな塊が人格として出てきたものとして観ていました。(作品の捉え方に正解はないと思いますので、あくまでも一つの見方として読んでくださいね)

真面目で紳士なジキル博士が抑圧してきたものは、人を殺したいくらい憎む気持ちや怒り、差別意識、承認欲、性的欲求、嫉妬、悲しみ、恐怖心などでしょう。

そして、ジキル博士が作った薬は人の心の『善』と『悪』を分けるという事になっていますが、彼の言う『悪』というのはおそらく彼自身が「これは悪いことだから考えたり感じたりしてはいけない」と抑圧してきたものだから、要するに善と悪を分けるという事は抑圧してきたものを無理やり全部引っ張り出してしまう事。

「こんなこと考えてはダメだ。こんな風に感じてはいけない」と本当の気持ちを抑え込んでいると、逆にその気持ちが強く感じられますから、抑圧してきたものを薬で無理やり全部引き出してしまえば、自分でコントロールできなくなり、正常な精神状態でいられないのは当然だろうなと想像できます。

薬を飲んだジキル博士の心は善と悪に分かれたのではなく、ジキル博士自身はそのままで今まで抑圧してきたの大きな塊がハイドという人格となって表出しただけだと考えたら、すごくスッキリ納得できたんです。

そんな風に観ると、普段は人の心の中で行われている葛藤をジキルとハイドという分かりやすい形で表現されているなと思います。

作品の中でハイドはジキル博士の研究の邪魔をする人たちを次々と殺していきますが、それを例に挙げれば「俺のことをバカにして研究の邪魔をしやがって!あいつらがいなければ研究がうまく行くのに」と思う自分と「そんなこと考えてはいけない」と抑え込もうとする自分との葛藤。

でも抑え込もうとすればするほど、その感情や欲求はより強力なパワーを持って出て来ようとする。それがハイドの暴走なのだと思いました。

もし、なぜ本当の気持ちや欲求を抑え込まない方がいいのか、抑え込まずにどう対処すればいいのか興味を持たれた方は、私のホームページの「こころ*コラム」を読んでみてください→https://happydays95.net/

 

では、またメインキャストの方々を中心に感想を一言ずつ書いてみようと思います。

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宝塚星組『うたかたの恋/Bouquet de Takarazuka』中日劇場公演感想

毎年2月頃に中日劇場で行われていたタカラヅカの定期公演が、中日劇場の閉鎖に伴い今年が最後になるということで、星組公演を観に行ってきました。

なんですが、私、開演時間が12時だったのに13時と勘違いしていて、30分ほど遅刻しちゃいました。

私のおばかぁ! お芝居の前半が観られず残念・・・

「うたかたの恋」は宝塚の定番演目の一つで、クロード・アネの小説「マイヤーリンク」をもとにした、オーストリア皇帝フランツ・ヨゼフと皇妃エリザベートの嫡子ルドルフと男爵令嬢マリーの悲恋を描いた作品。

私も何度か観たことがあり途中からでもストーリーは分かりますが、やっぱり半分近く観そびれたのでそれぞれの役の印象などは書きにくいですね(^_^;) 観劇の度にメインキャストそれぞれの感想を書いているのですが、今回はやめておきます。

 

それでも、紅ゆずるさんのルドルフは孤独感と哀しみをにじませる美しい佇まいが素敵でしたし、

綺咲 愛里さんのマリー・ヴェッツェラもとてもかわいらしかったですよ。

ただ、今の星組さんで観るならもっと明るい作品がよかった気はします。

「Bouquet de TAKARAZUKA」は、タカラヅカレビューで伝統的に使われてきた曲を中心に作られていて、なんだか懐かしさを感じさせるショーでした。なんというか、昭和な雰囲気?(*´艸`*)

中日劇場に来る観客の年齢層は結構高くてタカラヅカ黄金時代を知るファンが多そうなので、そういう意味では目新しさはないけど中日劇場での定期公演の最後を飾る作品としてふさわしいショーなのかもしれませんね。

客席降りの時はジェンヌさんたちが握手に応じていました。

以前はこういうことはやってなかったから、ちょっと驚き!

私は残念ながら一番端っこの席だったので、握手は出来ませんでしたが。

 

タカラヅカは久しぶり過ぎてジェンヌさんたちの顔と名前が全く分からず、しかもみんな同じ顔に見えてしまうという・・・

初心者に逆戻りしちゃってます(^_^;)

とはいえ、タカラヅカらしい作品、キラキラな世界に浸れて楽しかったです♪

名古屋での定期公演、御園座かどこかで続けて欲しいなぁ。

上原理生コンサート2018 感想

昨日、上原理生くんのソロコンサートに行ってきました。

コンサート間近になって親がインフルエンザにかかって看病する羽目になり、その間なんとか移らないように完全防備で過ごし、無事に行くことができました(笑)

結論から言えば、練馬まで遠征してホント良かったです!

もうね、ずっと聴いていたかった。

夜に雨から雪に変わるという天気予報が出ていて、上原くんは観客が帰れなくなることを心配していたようですが、私たちの方は「いやいや、帰れなくなったとしてもあなたの歌を聴きたいのよ」って感じでしたよね。

少なくとも私を含めFC枠でチケット取ったと思われる人たちはそんな感じでした。

一部は、上原くんはマイクなしの生歌、伴奏はピアノのみというシンプルな形態で、魂を込めた力強い歌唱力と繊細な感情表現で心をわしづかみにされてしまいました。

力強さと繊細さって相反するようにも思えるんですけど、上原くんにはそれができるんですねぇ。

1曲目は『ジキル&ハイド』より「This is The Moment」。

挨拶が入ってトークの中で大学の入学式がこの練馬文化センターの大ホールだったこととか話してくれました。

イタリア語で3曲「Caro mio ben」「Non ti Scordae di me(忘れな草)」「Caruso」。 「Caro mio ben」は、恋人に「つれなくしないでくれ」と懇願する情熱的な愛の歌だそうで、上原くんは「この年になってやっとこの気持ちが分かるようになった」そうです。そんなお相手がいるのかしら?(*´艸`*)フフ

「Caruso」は演出家の謝珠栄さん(上原くん曰く「パワフルな関西のおばちゃん」・笑)に奨められて歌ってみたら大好きになった曲だそうです。 日本語の歌も歌ってくれまして「愛の讃歌」、「見上げてごらん夜の星を」、「ヨイトマケの歌」、『モーツァルト!』より「星から降る金」。

どの曲も歌詞を大切に伝えようとしているのが感じられるし、伸びやかな声も心地よく歌が心に響きます。

「ヨイトマケの歌」の時は、涙出ちゃいましたね。 他にも泣いてる人たくさんいて、上原くんが歌い終わった後に「僕も歌いながら泣きそうになったんですけど、泣いてる人いるみたいですね、泣いていいですよ。泣いてデドックスして帰ってください」みたいなこと言ってて、面白いこと言うなぁって思っちゃった(*´艸`*)

「星から降る金」は本場の演出家から「この曲は君にあげるよ」とまで言ってお墨付きをもらったと嬉しそうに話してくれました。

コンサートのたびに歌って行きたいそうです(^^)

ただ私の中では「星から降る金」は『モーツァルト!』を初めて観た時に10年以上ご贔屓である春野寿美礼さんが歌っていて好きになった曲なので、この曲が流れると他の人が歌っていても私の脳内で勝手に寿美礼さんの声で再生されてしまうほどになってしまっていて、昨日も上原くんが歌っているところに重なって脳内再生されて困った(^_^;)

でも、この曲を上原くんが生歌で歌ってくれるとは思わなかったな。

聞きごたえがあって素晴らしかったです♪

 

第二部はオーケストラを入れて、マイクをつけての歌唱。

「My Heart Will Go On」でスタート。あの『タイタニック』の映画の場面が目に浮かぶようでした。

映画音楽メドレーは曲紹介してくれたけど、タイトルとか思い出せなくてすいません。

「シェイブールの雨傘」「ターザン」「魔法にかけられて」などからそれぞれ1曲ずつ。 最後はミュージカルソングを4曲。 『ラ・マンチャの男』より「Man of la Mancha」、『1789』より「パレ・ロワイヤル」、『オペラ座の怪人』より「Music of the night」、『ミス・サイゴン』より「ブイ・ドイ」。

「Man of la Mancha」は客席も煽ってノリノリで歌い上げ、「パレ・ロワイヤル」に楽しそうに踊りながら歌って客席にも降りてくれて、盛り上がりました♪

「パレ・ロワイヤル」の時、めっちゃいい顔してましたよ。かわいかった(*´꒳`*)

そして「Music of the night」でクールダウン。切なく歌い上げます。

最後は、やはり上原くんの持ち歌ともいえる「ブイ・ドイ」。平和への祈りを込めて、大切に丁寧に歌ってくれました。

愛をテーマにした曲を集めたコンサートとなったことに関して、上原くんが冗談ともつかない言い方で「愛に飢えてるのかな?」と一言。これだけいろんな人に愛されてるのに(笑)

 

アンコールは、昨年亡くなった上原くんの恩師である青井陽治さんがお好きだった曲として「愛した日々に悔いはない」、そしてもう一曲『RENT』から「I'll cover you」を歌ってくれました。

カーテンコールもあって、最後はスタンティングオベーションとなり、感極まってウルウルしている上原くんがファンとして愛おしくてたまらなかったです(*´∀`*)

歌ってる時は本当にかっこいいんだけど、トークになると真面目に話してたと思ったら突然ボケてきたりするから面白いし、萌える。こういうところが愛嬌あってかわいいと思います(*´艸`*)

2年前に観たソロコンサートの時より歌はさらに安定感が増して進化を遂げ、トークもうまくなっていて楽しく幸せなひとときでした♪

舞台やコンサートで観るたびにどんどん進化して行っている上原くん。応援し甲斐がありますね。

応援と言っても私の場合は、時々観に行ってこのブログに感想を書く程度ですけど A^▽^;)

常に前よりももっと良いものを作り出そうと頑張る姿勢はステキだと思うし尊敬します。 またソロコンサート行きたいなぁ。

どんどんやって欲しいです!あと、新しいCDアルバムも出してほしいなぁ。

「Pukul」大阪公演 観劇感想

今日は「Pukul」を観に大阪へ行ってきました。

謝珠栄さん演出の新感覚オリジナルショーだそうです。

舞台に近い席ではあるけど一番端っこだったので、ちょっと観づらいかな〜と思いましたが十分楽しめました。

端っこの席からは映像が見えにくかったり、ずっと同じ方向を見続けて首が疲れたりはしましたけど。

 

1幕は宇宙、そして地球の歴史をテーマとした映像と歌とダンスを組み合わせた幻想的で壮大な雰囲気のショー。

2幕は人の一生(?)と愛をテーマで、様々なジャンルの曲をアレンジして歌とダンスで見せるショー。

1幕と2幕で全く雰囲気が違って面白かったです♪

全体としてのテーマは「鼓動(Pukul)」なんですって。

出演者は・・・ 女性陣は全員宝塚OGで、湖月わたるさん、水夏希さん、蘭乃はなさん、舞羽美海さん、舞城のどかさん、鶴美舞夕さん。そして、本日のゲスト出演・春野寿美礼さん。 男性陣は、岡幸二郎さん、坂元健児さん、大貫勇輔さん、島地保武さん、千田真司さん、神谷直樹さん、田極翼さん。 そしてパーカッショ担当の加藤拓哉さん(舞台上でもカゲでも太鼓の演奏をされてました)

今回は芝居要素があまりないので、一人一人の感想は書きません。

岡さんとサカケンさんとゲスト出演のキャスト(今日は寿美礼さん)は主に歌担当で、他のキャストは主にダンス担当。

 

1幕では、宇宙の創造主として岡さんが過去の神、寿美礼さんが現在の神、サカケンさんが未来の神となり歌と語りを担当。岡さんの力強い歌声、寿美礼さんの柔らかいベルベットボイス、サカケンさんの優しい歌声ステキでした♪

ダンサーチームわたるさんは太陽、水さんが地球、蘭乃さんが月をそれぞれ他のダンサーたちと共に表現。

大貫くんは、創造主の使いのような立ち位置(?)でソロダンスを披露。

アジアを中心とした様々な国の舞踏をアレンジしたダンスで表現されていくのですが、女性陣の妖艶で美しいなダンスと男性陣の力強く格好良いダンスが素晴らしく飽きさせません。

宝塚のショーを見ているような感じがありますが、女性だけではできないようなアクロバティックな振り付けもあって見ごたえ十分!!

 

2幕は、うって変わって現代的な雰囲気。

テーマはオムニバス形式で人が生まれ、育っていき、独立し、恋をする様子が様々なジャンルの歌で表現されていきます。

コミカルな場面あり、切ない場面あり、客席降りもありで楽しかったです(*´∀`*)

サカケンさんが客席降りした時に「皆さんも一緒に歌いましょう!」と呼びかけてましたがあまり客席から声が聞こえなかったみたいで、「あれ〜?皆さん歌って〜!」と。観客のノリが悪かったわけでもないですけど、歌ってる人少なかったのかな?

寿美礼さんは、高い舞台装置の上から男性キャストにおろしてもらった時に、その人の鼻をつついて「サンキュ〜」と言っててかわいかったです(*^-^*)

これで今年は観劇納め。

実は寿美礼さんが出演するというだけでチケットを取った作品だったのですが、予想以上に素晴らしくて観に行って本当に良かったです♪ なんだか良い年越しが出来そう(*´꒳`*)